FireTVスティックがつながらない場合の対処法

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FireTVスティックを使っていて、それまで問題なく見れていたのにある時、電源を入れたら見れなくなっていたケースや、視聴中に突然見れなくなってしまったケースなど経験したことのある方もいるんじゃないかと思います。

発生した問題に対して、問題点の整理を行いながら、対応方法をまとめてみました。

この手順に従って、対応すれば、機器の故障以外に対しては、解決できるはずです。

試してみてください。

想定される原因の整理

機器の動作が正常ではないケース

FireTVスティックで動画再生などを行うにあたり、これを実現するための機器はFireTVスティック、ルーターやモデムです。

これらの機器が一時的に動作不良状態に陥っていることがその原因として疑われます。

機器間の通信がうまくいっていないケース

Wi-Fiの電波が弱くFireTVスティックでしっかりと受信できていないケース、電波の強さには問題ないが、妨害電波を発生する電子レンジなどが両者の間にあるケースが考えられます。

以上のケースを想定し、その原因を特定すると共に対策を行うために以下の手順で作業していきます。

不具合の確認と対応ステップ

確認ステップ1 FireTVスティック再起動

メニュー画面から再起動させたり、リモコン操作で再起動させる方法もあります。

しかし可能であれば、デバイス内部の電荷を完全に放出するためにFireTVスティックにつながっている電源アダプタをコンセントから抜いてくだい。

確実に1分は待ってから、再度、電源アダプタの電源を入れてみて動作を確認してください。状態が改善しない場合は、確認ステップ2へ進みます。

確認ステップ2 Wi-Fiの電波状況の確認

ホームメニューの右下の歯車マーク(設定)を選択し(①)、「ネットワーク」を選択します。(②)

Wi-Fiネットワークのリストが表示されます。その中から、初期設定の際に設定したネットワーク(またはリストの中で現在「接続済み」になっているWi-Fi)までカーソルを移動します。

そして、リモコンの再生ボタンを押します。(③)

選択したWi-Fiの電波状態が表示されます。この写真のように「ネットワークの接続に問題はありません。」と表示されればOKです。

もし、何らかの問題がある旨、表示された場合には、Wi-Fi接続に問題があることになります。

Wi-Fiの問題の場合の確認

その場合には、いくつかの対応が考えられます。

1つ目は、接続可能な他のWi-Fiがあれば、それに切り替えてみて動作を確認する方法です。一般的なWi-Fiルータの場合、2.4GHzと5GHzのように2種類の出力を備えています。

なので、現状2.4GHzに接続していて、動作不良状態に陥っている場合には、一時的に、5GHzの方に切り替えてみて動作を確認する方法があります。

ネットワーク選択画面上に5GHzが表示されていれば、それを選択します。

もし表示されていない場合には、ネットワーク選択画面でカーソルを一番下の方に移動します。

そして「他のネットワークに接続」を選択し、SSIDとパスワードを入力してWi-Fi接続後、動作確認を行います。(⑤)

以上の確認で、状況が改善しない場合には、最初に設定していたWi-Fiに設定を戻してから確認ステップ3に進みます。

確認ステップ3 Wi-Fiの接続を一時的に解除してみる

Wi-Fiの設定画面(③の画面)を表示させた状態で、リモコンのメニューボタン(横線が3ライン入ったボタン)を押します。すると、現在接続中のWi-Fiが一時的に切断されます。

切断後、再度メニューボタンを押して、再接続します。

以上を行った後に状況が改善されているか確認します。改善していない場合には、確認ステップ4に進みます。

確認ステップ4 モデムやルーターの再起動

モデムやルーターのいずれか、もしくは双方使っている場合には、順次、それぞれの機器の電源を落とします。

その後、確実に1分待ち、再度、電源を入れて、本体のランプが点灯したことを確認してから、状況の改善を確認します。

状況が改善していない場合には、確認ステップ5に進みます。

確認ステップ5 工場出荷状態に戻す

以上の確認作業を行っても改善が見られない場合には、最後の手段として、FireTVスティックを「工場出荷状態」に戻します。

ダウンロードしたアプリや各種データはクリアされますが、視聴履歴情報は保持されます。

ホームメニューの右下の歯車マーク(設定)を選択→MyFireTVを選択すると(①)

「工場出荷時の設定にリセット」が表示されます。(②)これを選択してクリックすると実行されます。

リセットを行った後に、再起動すると初期設定をもう一度行う必要があります。一通りの設定完了後、状況の改善を再度確認してみます。

機器故障の切り分け

以上で改善が確認できない場合には、FireTVスティック、モデムまたはルーターのいずれかの機器が故障している可能性が高いです。

いずれの機器が故障しているかの確認方法について説明します。

最も簡単な方法は、スマホをモデムまたはルーターに接続して、ネットワーク接続が問題ないかどうかを確認することでわかります。

問題なくネットワークにつながれば、FireTVスティックが原因であることが分かります。もし、ネットワークにつながらなければ、ルーターもしくはモデムが原因であることがわかります。

夫々の場合に応じて、コールセンターにアクセスするなどの対応を行います。

FireTVスティックの故障が原因の場合は、購入日から起算してメーカー保証期間が90日、延長保証(980円)をつけて2年間です。

この期間を過ぎていると、修理をするというより再購入の方が結果的に安くなる可能性が高いでしょう。

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さいごに

FireTVスティックを長い間使っていると、稀に、突然、動画再生が止まってしまうことを経験します。

このような場合には、まさに今回説明した手順で(多少確認の順番を変えることはありますが)1つずつ確認してます。

この方法で100%復旧しています。

そのような意味で、実績のある方法なので、皆様も是非、この方法を参考に対応してみてください。

要は、焦らず、1つずつ潰していくことが大切です。「急がば回れ」ってやつですね。

我が家では、このような事態になると必ず、かみさんからお声がかかるのは私なんですね。

やることはわかっているんですから、自分でやってくれればいいんですけど、やらないんですね。

韓流を見ていて、フリーズすることがあるんですよ。はっきり言って、見すぎかもしれませんね。もう少し、機械を休ませてやればいいのにって思うこともあります。

さて、今回はこの辺までとしておきましょう。

お付き合いいただきありがとうございました。

それではまた。

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