テレビの視聴スタイルが多様化しています。
昔は、家族団らんの中心にテレビがあって、家族全員でテレビを見るというのがごく普通の家庭の風景でした。
しかし、現在では、1人1人が自由に使えるPCやスマホ、タブレットを持ち、自分の好みに合わせて、番組を選択する、視聴する時間を選ぶスタイルに変わってきています。
このような多様な視聴スタイルに対応できるサービスが出てきています。
本当に便利ですね。
今回は、そんな便利なテレビ番組を提供するサービスとしてTVer(ティーバー)、NHKプラスを紹介します。
TVer
約300種類のテレビ番組を無料で1週間見られるWebサービスがTVerです。
これはネット上に存在する海賊版の非公式サイトなどではなく、
の公式なWeb上のサイトとしてサービスが行われています。
簡単なユーザ登録(というより、自分の好みのジャンル、性別、郵便番号などを入力する)のみで、すぐに利用開始ができるようになります。とても簡単です。

番組のジャンルもほぼすべてではないかと思われます。
ドラマ、バラエティ、報道・ドキュメンタリー、アニメ、スポーツなどジャンルごとに提供されています。
例えば毎週見ているドラマをその時に限って、見逃してしまった場合の見逃し視聴としても利用することができるため便利です。
当然ですが、マルチデバイス対応です。
PCでの視聴は当然として、スマホやタブレットに加え、動画のストリーミング専用デバイスであるFireTVstickやchromacastでも視聴することができます。
こちらの記事でも確認してみてください。
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これは利用しない手はないでしょう!
使い方によっては、とても便利です。
こんなサービスが出てきたら、HDDやBDレコーダーなんて不要じゃないかなー、とすら考えてしまいますね。
NHKプラス
TVerは民放の番組のみが見られるWebサービスなので、多くの人はこれで十分と感じられるかと思います。
しかし中には、「NHKの朝ドラ」、「NHKの大河」が見たいという人もいるでしょう。
そんな人のために用意されたWebサービスもあるんですよ。
NHKでは以前から見逃し有料Webサービスとして「NHKオンデマンド」という有料サービスはやっていたんですが無料のサービスはありませんでした。
それが、「NHKプラス」という無料のWebサービスを始めたんです。
NHK総合とEテレの番組が対象で放送終了後1週間までネットで見ることができるサービスです。
これは、TVerとほとんど同じです。
違いは、ユーザ登録の際にテレビ受信料を支払っていることが認識されれば、その場ですぐに利用開始できるようになるという点です。
テレビ受信料を払っていれば、追加の費用は必要ありません。

ちょっと一言
以上の通り、説明してきたTVerやNHKプラスというサービスは実は、国内に住んでいる場合には、誰でも利用できますが、海外からはアクセスできないんです。
これは、アクセスするデバイス(PCやスマホ)のIPアドレスを見て判断しているようです。
どうしても海外からアクセスしたい場合には、ネットで検索すると、解決方法があるかもしれません。
ネットでテレビを見る他の方法
この方法は、かなり以前からあった方法で、地上波放送だけでなくBSやCSデジタル放送も見ることができます。
以前はソニーから販売されていましたが、現在では、これを引き取ってアイ・オー・データから販売されているREC-ON(HVTR-BCTX3)という商品です。
この機器で放送を受信して、それをネットに再配信できる機能を持っています。
なので、PCやスマホ・タブレットを使い、家の中からでも外出先からでも自由に放送を視聴することができる商品です。更に、放送された番組を別売のHDDに録画し、これを再生してみることも可能です。
以前であれば、すごい商品と感じましたが、現状の価値としては、HDDにとりためた番組をネット越しに視聴できるという点なんじゃないかと思います。
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さいごに
従来は、テレビでテレビ番組を見て、見逃した番組や保存しておきたい番組やVHSやレコーダーに録画しておいて、後から見るというのが、基本的なテレビの視聴スタイルでした。
しかし現状では、本当に色んな視聴スタイルができるようになりました。
全て、インターネットとスマホやタブレットなどの登場が色んな視聴スタイルを可能にしてくれたんですよね。
最近の私の生活スタイルにおいて振り返ってみるとテレビの必然性って、かなり下がってきている感じがしますね。
その替わりにYouTubeやTikTokに加えNetflixの利用時間が増えてきています。
こんな状況を考えれば、放送局各社は、当然、死活問題ですから色々と考えますよね。
その結果、我々ユーザーにとって、便利なサービスの登場を期待したいところです。
今回は、この辺までにしておきましょう。
お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた。
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