普段、当たり前のように操作していますが、意外と知られていないけど便利な機能や、知っているとかなり操作が楽になる機能が埋もれているものです。
そんな機能のうち特に知っておきたい機能を選んで説明していきましょう。
一度閉じたタブを開く
ブラウザで新たなページを表示させていると、いつの間にやらタブの数が山のように増えてしまって、要らないものは削除しますよね。
無意識のうちに順番に削除して、その直後に、「しまった、今のタブは残しておきたかった」と思っても後の祭り、ということが結構あります。
このような時に、実はとても便利な機能がchromeにはあります。
一度、削除してしまったタブを再表示できるんです。
操作はいたって簡単です。下の絵に示す通り、まず、「+」文字周辺でまでマウスを移動して、そこでマウスの右ボタンをクリック①します。
すると、プルダウンメニューが表示されます。このメニューの中から、「閉じたタブを開く」を選択してクリック②すると、先ほど消してしまったタブが復活します。(③)
この閉じたタブを復活できるのは、直前に消してしまったタブだけではなく、遡って複数のタブを復活することも可能です。
便利な機能ですので、使ってみてください。

タブを別のウィンドウに表示する
「〇〇の操作方法」などを検索して、操作方法のページを表示させ、操作手順を確認しながら、実際に操作を行いたいときに便利な機能です。
実際に操作して、使い方を確認するためのタブと、今、検索して表示させているタブを同時に見たいですよね。この様な場合、どうされてますか?
操作方法が書かれているタブを独立させて常に表示させながら、実際の操作を行うページで操作したいと思います。
このような場合に、操作方法が書かれたページを独立したページとして表示させる場合に使う方法です。
これには2つの方法があります。
1つ目の方法は、下の絵で説明している通り、独立表示させたいタブまでマウスを移動させ、右ボタンをクリックするとプルダウンメニューが表示されます。
メニューから「タブを新しいウィンドウに移動」を選択すると、別ウィンドウが開き、そこに今、選択したタブが表示されます。
別ウィンドウで開かれたタブを邪魔にならない位置まで移動させ、タブの表示サイズなどを抑えながら配置して作業をはじめます。
2つ目の方法は、独立して表示させたいタブを右クリックした状態で、ドラッグして移動させ、ブラウザの表示エリア以外に達した時点で、マウスから指を離すと、ドラッグしてきたタブが独立した状態で表示されます。
いずれの方法でも結果は同じなので、好みの方法でやってみてください。

ブラウザを開いたときに表示させるページを指定
毎回、ブラウザを表示させたときに一番最初に表示させるページは、Yahoo!にしたいとか、Googleにしたいとか、あると思います。
そんな固定のページを指定する方法です。
下の図の通り、ブラウザ画面の右上の縦に3つ並んだ点を選択する①とプルダウンメニューが表示されます。
この状態で、「設定」をクリック②すると画面が切り替わります。
切り替わった画面で「起動時」を選択③し、「特定のページまたはページセットを開く」をクリックします。
すると、ブラウザを開いたときに表示させる画面のURLを入力するがめんに切り替わるので、表示したいサイトのURLを入力します。

よく見るウェブページを簡単に開けるようにする
検索して、趣味のページやグルメサイトなどいろんなページが見つかることがありますよね。そんな時、うっかりしていてPCの電源を落としてしまって、後日、また同じページを見つけようと、結構苦労したりすることはありませんか?
そんな時、ブラウザのブックマーク機能を利用するととても便利です。
以下の図で示すようにまず、ブックマークしたいページが表示されている状態で☆マークをクリック①します。
すると、ブックマークを保存しておくフォルダの候補が表示されます。
このフォルダでよければ、完了をクリック②します。
尚、このフォルダは、後から、ブックマークを整理するための「ブックマークマネージャ」を編集することで、フォルダを移動することは可能です。
今度は、保存されたブックマークフォルダから、呼び出す場合には、そのこの例では、aをクリックし、b→cで順次、フォルダをさかのぼり、dで呼び出したいブックマークを発見し、これをクリックすることで、目的のウェブページを表示することができます。

さいごに
今回は、利用者が最も多いと言われているGoogle chromeを取り上げ、意外と知られていない機能や知っていると便利な機能について4種類紹介しました。
chromeには、まだまだ便利な機能が埋もれているため、次回以降、何回か紹介させて頂きたいと考えています。
その際は、また覗いてみてください。
コメント