Windows10にはいろんな機能が組み込まれていますが、知らなかった機能が結構入っているものです。
そんな中から、特に知っていると便利だと思われる機能を取り上げていきたいと思います。
既定のアプリの設定
メールに記載されていたURLをクリックすると特定のブラウザが起動して、サイトを表示してくれます。
また、メールに添付されていたPDFファイルをダブルクリックするとPDFのビューワが起動してファイルを表示してくれます。
このような既定のアプリを変更したい場合ってあると思います。
いつもMicrosoft Edgeで起動するけどchromeに変更したい場合や、PDFはアクロバットリーダーで見たいなどの場合です。
こんな際に、既定のアプリを変更する方法として、ブラウザとPDFビューワを例に挙げて説明していきます。
下の画面で、Windowsの左下隅のアイコンをクリック①し、歯車マークをクリック②しWindowsの設定画面を表示させます。
この中から「アプリ」をクリック③し、「既定のアプリ」を選択④します。
右側のアプリのアイコンの中から「Webブラウザ―」を選択⑤します。
すると、右側に変更可能なアプリの候補が表示されますので、変更したいブラウザをクリック⑥して、設定完了です。
続けてPDFビューワの変更を行います。
画面を下の方にスクロールしていくと「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」が表示されます。
選択するとファイルの種類⑧ごとに設定されているアプリのリスト⑨が表示されます。
画面下にスクロールしていき「.pdf」を表示させ、その右側に、表示されているアプリをクリック⑩します。
この例では、現状Google chromeが設定されており、これをAdobe Acrobat DCに変更⑪しています。以上で、設定変更終了です。


誤ってファイルを削除しないように
誤ってファイルを削除してしまって、見つからなくなってしまうケースってあると思うんです。
幸いにして、ゴミ箱の中をあさった結果、運よく見つかってギリギリセーフであればまだしも、大切なファイルが見つからなかったら大変です。
このような状況を回避するための保護手段として、ゴミ箱に廃棄する前に確認メッセージを表示させる方法について説明します。
方法はとても簡単です。ゴミ箱を右クリックしてプルダウンメニューを表示させ、その中から「プロパティ」をクリックします。
表示された「ゴミ箱のプロパティ」から「削除の確認メッセージを表示する」のチェックボックスをクリックしてチェックを付け②、右下の「適用」をクリック③します。
これで設定完了です。
試にファイルを選んで削除しようとすると確認メッセージが表示されることを確認④できます。

ストレージセンサー
PCを長い間使い続けているとソフトウェアを実行する際やデータをダウンロードする上で一時的に生成されたファイルなど不要なファイルなどが蓄積されていきます。
また、ゴミ箱の中にも長い間置かれたままでPCのストレージエリアを圧迫するファイルが増えていきます。
このような不要なファイルを定期的にチェックして、自動的に消去してくれる機能がWindowsのストレージセンサーです。
上手に使いこなすことにより、PC内をきれいな状態に保つことができます。
Windows画面の左下のスタートマークをクリック①し、設定マークをクリック②します。
Windowsの設定画面に切り替わりますので、「システム」をクリックし、次の画面で「記憶域」をクリックします。
そうすると、ストレージセンサーを有効にする画面に切り替わります。この画面で設定を「オン」にすれば、ストレージセンサーは動作する状態になりました。
システムの既知の設定条件で、ストレージセンサーは動作しますので基本的には、これで設定完了です。
自分で具体的な動作まで設定したい場合には、「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリック⑥します。
切り替わった画面ではゴミ箱に移動してから削除されるまでのスケジュールを許可しない、1日、14日、30日、60日から選択可能です。
また、ダウンロードフォルダー内のファイルもゴミ箱同様に設定可能です。
更に、画面の一番下の「今すぐクリーンアップ」をクリックすると、すぐに不要ファイルの削除が開始されディスクの空きエリアが確保されます。
試に「今すぐクリーンアップ」を実行してみました。すると、4.07GBの容量を捻出することができました。(⑦)


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