Windows10にはいろんな機能が組み込まれていますが、知らなかった機能が結構入っているものです。
そんな中から、特に知っていると便利だと思われる機能を取り上げていく特集の2回目です。
アウトルックのメールデータを新しいPCへ移動
PCを新規に買い替えた場合、もしくは何らかの理由によりアウトルックを再度、インストールし直した場合などに従来のメールボックスを全て、移動先の環境に入れ直す必要があります。
流れとしては、従来の環境で動いているアウトルックのアプリを立ち上げてメールデータを全てエクスポートします。
そのデータを新しい環境にあるアウトルック内にインポートします。
まずエクスポート
下の図でアウトルックのメイン画面が表示されている状態で、右上の「ファイル」をクリック①し、「開く/エクスポート」をクリックします。
画面中央に表示される項目から「インポート/エクスポート」を選択③し、表示されたポップアップメニューで「ファイルにエクスポート」をクリック④し、「次へ」を選択⑤します。
すると、エクスポートするファイル形式を聞かれるので、「Outlookデータファイル(.pst)」をクリック⑥し、「次へ」を選択⑦します。
エクスポートするメールボックスを確認して「次へ」をクリック⑧すると、エクスポートするメールを格納するファイル名のデフォルト名が表示されるので、問題なければ、「完了」をクリックします。
以上で、指定したフォルダにメールボックスデータが格納されました。


次にインポート
移動先の環境での操作を説明します。
エクスポートを行った場合と同様に、「インポート/エクスポート」の画面まで進みます。
この画面で「他のプログラムまたはファイルからインポート」を選択⑪し「次へ」をクリック⑫します。
インポートするファイルの形式を聞かれるので「Outlookデータファイル(.pst)」をクリック⑬します。
するとインポートするファイルの指定を要求⑭されるので、あらかじめ、インポートするファイルを用意しておき、その場所を指定します。
そして「次へ」をクリック⑮するとメールボックスデータのインポートが実行されます。

スマホでPCをロックする
PCで作業を行っている最中に、作業を中断して席を立つ場合などに、ついうっかりして、PCの画面を閉じるのを忘れてしまうことがあります。
特に、出先などで周りに人がいる場合などは、のぞき見をされる可能性もあるため、注意が必要です。
本来は、席を立つ前にWindowsキー+“L”キーの同時押しをすれば、簡単に画面ロックされるのですが、ついつい忘れてしまうことがあります。
そんな時に便利な機能で、PCとスマホをBluetoothでペアリングさせておき、PCとスマホが通信できなくなった段階で、PCが自動的に画面をロックさせてくれるという機能です。
下の画面で、Windows画面左下のスタートアイコンをクリック①し、歯車マークの設定アイコンをクリック②します。
切り替わった画面で「デバイス」をクリック③し、更に画面が切り替わったら「Bluetoothとその他のデバイス」をクリックしてPCとスマホをペアリング⑥させます。
ペアリングは、例えば、PCとスマホのBluetoothをオンにした後に、PCからスマホを接続し、スマホからPCとの接続状態を確認する④などのやり方で可能です。
ペアリングできていることを確認できれば、準備完了です。
試しに、スマホをもってPCから離れてみてください。Bluetooth通信ができなくなった時点でPCの画面にロックがかかるはずです。
ただし、ロックがかかるまでにはペアリングが途絶えてから1分程度は要するようです。


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