従来はキーボードやマウスとPCは有線ケーブルを使いUSBポートなどに接続して使う方法が一般的でした。
しかし、PCに接続するものはHDMIケーブルでディスプレイを接続したり、各種デバイスをUSBケーブルで接続するため、配線が結構多くなってしまいます。
このため、最近では、極力、配線を少なくするためにマウスやキーボードは無線タイプのものが使われています。
無線タイプには、Bluetooth通信を使うものとWi-Fiと同じ2.4GHz帯の周波数を使うのもに分類されます。
Bluetoothタイプ
Bluetoothタイプのデバイスの特徴としてメリット、デメリットなどについて説明していきます。
メリット
Bluetoothタイプのメリットは、障害物に強く10m程度の距離まで使えるということです。
また、最近のPCにはBluetoothのレシーバ機能を内蔵しているものが多いため、PC側には何もつなぐ必要がないということです。
すぐに、マウスやキーボードでPCを操作することができるようになります。
Bluetoothマウスやキーボード用を動かすための標準ドライバは、Windowsに組みこまれています。
しかし、マウスやキーボードによっては、ドライバのインストールが必要になるものもあります。これは、Windowsの標準ドライバでは対応していない機能が入っているためです。
画面の指示に従ってドライバをインストールすれば使えるようになります。
デメリット
最初に使う時、ペアリングといって接続先の相手を認証する処理を行う必要があります。1回行えば、以降、自動的に接続されますが、この1回すら不便に感じる人もいます。
無線タイプと比べて若干値段が高めな傾向にあるということですが、最近では、結構安いものも出てきています。
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無線タイプ
次に無線タイプのデバイスの特徴としてメリット、デメリットなどについて説明していきます。
メリット
無線タイプのメリットは、休止している状態から使い始めた場合にすぐにデバイスが起動して反応することです。
価格もBluetoothタイプに比べて比較的安めです。
Windows標準ドライバではなく、デバイス専用ドライバのインスト―ルの必要性については、Bluetoothタイプと同様の理由で、デバイスに依存します。
デメリット
PCのUSBポートに小型のレシーバを差し込む必要があります。従って、USBポートを1つ専有してしまうことになります。
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まとめ
以上の通り、無線方式のマウスとキーボードの紹介として、Bluetoothタイプと2.4MHzを使う無線タイプの紹介をしてきました。
性能的には、いずれのタイプのデバイスを選択しても同等レベルですが、一番のポイントは、USBポートの専有を許容できるかどうかという点と思います。
USBポートを1つ潰しても問題ないということであれば、無線タイプが断然おすすめです。
USBポートがギリギリの状態なので、潰したくないということであれば、Bluetoothタイプを選択すべきと思います。
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