【これは便利!】Windows10 知っていると便利な機能-4

PCの便利帳(基本編)

Windowsを使用するときに、知っていると便利な機能やPCの性能を引き出すために是非とも知っておきたい機能などを紹介するシリーズの4回目です。

過去の3回のシリーズはこちらを参照してみてください。

Windows10 知っていると便利な機能 1回目 

Windows10 知っていると便利な機能 2回目 

Windows10 知っていると便利な機能 3回目

今回は、PCが突然フリーズしてしまった場合の対応方法、アプリを削除する方法、長い間PCを使っていると発生するストレージデータの断片化対応について説明していきます。

PCが突然フリーズした時の対処方法

新たにアプリを入れて、起動しようとしたらフリーズしてしまって一切のキー操作やマウス操作を受け付けなくなってしまったことって経験したことはありませんか?

その他にも、何気なく、文書を作成していたりネット検索を行っていたりする最中にも発生することがあります。

このような場合に誤った対応を行うと、PC内のデータやプログラムが壊れてしまう可能性があります。

従って、これから説明する正しい手順で対応を行っていきましょう。

タスクマネージャーの起動

下の図を参照しながら説明していきます。

Ctrlキー+Altキー+Deleteキーの3つのキーを同時に押します。

するとWindowsの画面が切り替わります。ここで「タスクマネージャー」を選択してクリック①します。

するとタスクマネージャーの画面に切り替わります。

この時、PCの設定状態によっては、画面Aが表示されずに画面Bが表示されることがあります。

この場合には、「簡易表示」をクリック④し、画面Aに切り替えます。

画面Aに切り替わると、現在、起動中のアプリ(プログラム)の一覧表示を確認することができます。

この一覧表の中から、フリーズして動かなくなってしまったアプリを選択してクリック②し、「タスクの終了」をクリックします。

この画面の表示例では、Microsoft Teamsを強制的に終了させようとしています。

すると、フリーズして動かなくなっているMicrosoft Teamsが終了(画面から消える)します。

改善しない場合には

以上により、PCの動作は正常状態に戻ります。

それでも、PCが正常状態に復帰しない場合も稀にあるため、その場合は一度PCをシャットダウンしてから、再起動してみましょう。

アプリの正しい削除方法

デスクトップにあるアプリのアイコンをゴミ箱に移動したり、アプリを含むフォルダーをゴミ箱に移動したりしただけで、アプリを正常に消去したことにはなりません。

アプリを正しく削除する理由

アプリの一部や、アプリで使用していたデータの一部が依然としてPC内に残っている可能性があるからです。

このようなゴミをPC内に残しておくとPCのストレージエリアを圧迫することになります。

従って、以下に述べる手順で正しくアプリの削除を行いましょう。作業はものの数ステップのみで簡単です。

アプリの削除手順

下の図でWindows画面から画面左下のスタートアイコンをクリック①し、歯車の設定アイコンをクリック②します。

Windows設定の画面に切り替わったら、「アプリ」をクリック③します。

すると、インストールされているアプリの一覧表が表示されるので、画面をスクロールさせて、削除したいアプリを選択してクリックします。

この例ではffftpというアプリを削除しようとしています。

削除したいアプリを探し出してクリックします。

更に「アンインストール」をクリックするとアプリの本体と関連するデータの削除が開始されます。

アプリと関連データの削除が完全に終わると、自動的に画面が切り替わり、アプリの一覧表から、今削除したアプリが消えてなくなります。

これを確認したら、アプリは正常に削除されたことになります。

HDDの断片化(フラグメンテーション)の解消

PCを長い間使っているとプログラムやデータを保存するHDDの使用可能エリアがどんどん少なくなっていきます。

HDDのフラグメンテーション

また、PCを使っている過程では、プログラムやデータを保存するだけではなく、保存されたものが不要となった場合、削除するので、そこに空きエリアが発生します。

これを繰り返していくと、HDD上は、あちこち虫食い状態になります。(HDDの断片化:フラグメンテーション)

この空いた穴のところに、新たなプログラムやデータを入れようとしたとき、全てを収めることができず、複数の穴を利用して、保存することになります。

その結果、プログラムやデータにアクセスする場合、複数の場所にアクセスしなければならないため、アクセスに時間がかかるようになります。

デフラグ

あちこちに空いた穴を整理する作業をデフラグメンテーション(デフラグ)と呼び、HDDを整理することにより、HDDへのアクセス速度を早くする作業を行ってやります。

このデフラグをたまに実行することで、PCの処理速度の改善が期待できます。

デフラグの方法

デフラグの方法を以下の図を使って説明していきましょう。

Windows画面で左下のスタートアイコンをクリック①し、表示されたプルダウンメニューの中から「Windows管理ツール」をクリック②します。

すると、管理ツールのフォルダ内が展開されて表示されます。

その中から「ドライブのデフラグと最適化」をクリック③すると、ドライブの最適化画面に切り替わりますので、「最適化」をクリック④します。

これにより、HDDの最適化作業が開始されます。

SSDでは不要

なお、このデフラグ作業はストレージとしてHDDが使われている場合にのみ有効です。

半導体ストレージであるSSDでは、デフラグを行ってもスピードの改善にはつながらないため行う必要はありません。

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