セキュリティと同じように大切なこと
セキュリティの話と同じくらい大切な話としてパスワードの話があります。
最近は、PCの電源を入れたり、ネットのサイトにアクセスしてサービスを利用しようとしたりすると、その度毎にパスワードの入力が必要になりますよね。
人によっても数の違いはあるでしょうが、平均すると50種類以上のパスワードの管理を皆さん、しているんじゃないでしょうか?
二段階の認証
高い安全性が要求されるような場合には、二段階の認証を使うことも少なくないですね。
パスワードの入力に成功した後に、SMSで数桁の文字を送り、それを入力させて、認証に成功して初めてサービスが利用できるような仕組みになってますよね。
いずれにせよ、まだまだパスワードを何らかの手段で、私たちで管理していく必要があります。
まず、パスワードを作る際に注意しなければならない点について話していきましょう。

パスワードを作る場合の注意点
パスワードがさほど多くない場合には、1つ1つ自分で考えて作るという方法を取りますよね。
その場合、どんな点に注意してパスワードを作ればいいか?よく言われる点が以下のことです。
①文字数は最低8文字程度以上にする。
②大文字、小文字の英文字、記号、数字の内、3種類以上のものを含めて作る。
③自分や家族の生年月日、名前をパスワードに含めない。
④定期的に変更する。
などが主要な留意点として挙げられます。これらの点は、いずれもパスワードとしての強度を保つためには必要であろうとのことからきています。
また、言い忘れましたが、以下の点は、前述の注意点より前に心がけなければいけないことです。あまりに当然のことですけど、あえて書いておきます。
①パスワードはそれを使う場所に置かない。
②同じパスワードを複数の場所で使いまわさない。
③容易に想像がつく数字の組み合わせを使わない。
また、Webブラウザのパスワード自動入力機能もセキュリティ的にとても危険なようですので使うのはやめましょう。
次にパスワードの管理方法について紹介していきましょう。
管理の方法
紙に書いて管理する
パスワードの数が少ない場合には手帳に書き留めておくとか、メモ用紙に書いておくなどの方法を取ったりすることが考えられます。
少なくとも、Webにパスワードの情報リスクを考えなくていいというのが利点でしょうね。
しかし、書いた手帳や紙をなくしてしまうリスクがあります。その場合、悪用される可能性がなくはないと考えられるため、あまりお勧めできる方法ではありません。
電子ファイルで管理する
パスワードの数が増えてくると、紙に書いて管理する方法は大変になってきますので、その場合の方法として考えられるのが電子ファイルに表などにまとめて管理する方法です。
表にまとめることにより、ジャンルごとに整理するなど、管理しやすくなります。電子ファイルであるがゆえに簡単にコピーしたり、移動させたりすることが可能なわけですが、極力、自身のPC内だけに置き、出来ればそのバックアップデータを同じPC内の別の所において管理する方法をとるべきでしょう。
その場合、最低限、ファイルにはパスワードをかけて、最悪、ネットに流出してしまった場合に悪用されるリスクを軽減する必要があります。
パスワード管理ツールを使う
管理しなければいけないパスワードの数が50以上にも及ぶと、電子ファイルによる管理のリスクに加え、定期的な更新作業も大変です。
この場合ような場合には、パスワード管理ツールを使うことも考えたほうがいいと思います。実は、正直なことを申し上げると私も現在、管理ツールを使っておらずに電子ファイルでの管理を行ってます。
なので、今後、無料版の管理ツールをいくつか試してみたいと思います。調べてみるとLastPass、1Pass、Keeperなど無料と言えども結構、使えそうなツールがあるようです。
使ってみて、その結果をまた共有できればいいと思ってます。
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