【上の写真の引用先 https://www.flickr.com/photos/ohtake_tomohiro/16298627792】
Google社から提供されている各種アプリは、基本的に無料で利用できるものばかりです。
とても無料とは思えないほど、高機能で魅力的な多くの機能が用意されています。
仕事を進めるうえで、また、趣味を楽しむために、これらのアプリを活用することで、新たな発見が生まれるかもしれません。
ここでは、そんなGoogleの保有する多彩なアプリとその機能を紹介していくシリーズです。
活用してもらえるとうれしいです。
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- 行動履歴を克明に再現する
- 連絡先に登録した人を地図に表示
- 検索したルート情報をスマホと共有
- ロイヤリティフリーの画像を検索する方法
- ストリートビュー
- ストリートビューで過去の画像を表示する方法
- 待ち合わせ場所をメールで知らせる
- 渋滞情報を表示する
- 〇〇駅前+キーワードで周辺スポットを探す
- 電波が届かないところで地図を使う
- 人気の場所の込み具合がわかる
- 大きな駐車場でも車の位置がすぐにわかる
- Gメールで送信したメールを取り消す
- Gメールで受信したメールを自動排除する
- Gメールで複数の条件設定してメールを検索する
- 未読メールを一気に既読にする
- 迷惑メールを自動排除する
- 迷惑メールの誤判定を修正する
- 重要なメールの送信方法
- 特定からの人のメールを一発表示する方法
- メールの自動返信
- Gメールの空き容量を増やす方法
- 強力な検索演算子 メールを探すのに有効
- Gメールデータのバックアップ
- 決まった日時に自動送信する方法
- インターネットがない環境でメールを確認する方法
- 不要なメールをブロックする方法
- メールの返信定型文の自動生成
- 未読メール数を確認して表示する方法
- メールに自動的に署名を挿入する方法
- サクッと、アンケートフォームや質問フォームを作る
- 簡単に図形を描画する
- 誤って変更してしまったファイルを元に戻したい
- 他の人とフォルダやファイルを共有する
- オフライン編集ができるようにする
- 写真の文字をテキストデータに変換する
- Googleドライブ上のファイルをGメールで送る
- 音声認識で文字入力する
- 音声認識で自動文字おこし
- さいごに
行動履歴を克明に再現する
1か月前の週末にどこに行っていたのだろうかとか、先週の週末は何をしていたっけ?など振り返りたくなることがあると思います。
そんな時、Googleマップのタイムライン機能はとても強力でびっくりするほどです。
場合によっても異なりますが、3か月から3年程度の行動履歴を克明に再現することができるんです。驚きですね。
行動した自分ですら忘れてしまっている行動パターンが記録されています。
下のGoogleマップを参照しながら説明していきましょう。
Googleマップを表示させて、画面左上に表示される3本線アイコンのメニューをクリックします。
メニューが表示されるのでその中から「タイムライン」を選択してクリック①します。
いつのタイムラインを表示するか、その日付入力を求められるので入力します。②
すると、画面左に、今入力した日の行動履歴がダイアクラムで表示されます。
同時に地図上に、実際の走行ルートが表示されます。
これを見ると、確かに先週の土曜日は、〇〇線から△△線に乗り換えて□□駅でおりてラーメン屋に行って、その後、途中まで歩いて帰ってきた、なんてことをリアルに回想できるわけです。
是非、使ってみてください。

連絡先に登録した人を地図に表示
住所録に登録してある友人の住所を見ながら、その人は、結局、どこら辺に住んでいるのかということをリアルな地図上で確認したくなったりすることがあります。
「結構、田舎のそれも、駅から離れたところに住んでいるんだな」とか、意外な発見があるものです。
住所録のアドレスを地図アプリにコピー&ペーストして、検索する方法が一般的ですが、Googleマップを使うと一発で、相手の住んでいる地図を表示させることができてしまいます。
そのためには、住所録にGoogleアシストのアプリをインストールしておき、ここに友人の住所を含め、各種情報を入力しておきます。
その上で、Googleマップを起動します。そして、住んでいる場所を知りたいと思う人の名前を検索フィールドに入力します。①
そうすると、一瞬でその人の住んでいる場所をマップ上に表示してくれます。

検索したルート情報をスマホと共有
歩いて桜木町駅から山下公園まで行くには、どんなルートで歩けばいいのか、PCで調べた結果をスマホに転送して共有しておきたい。
共有した情報を利用して、週末に、すぐに山下公園に行ってみたい、といった使い方がGoogleマップを使うと簡単にできてしまいます。
下の図を見ながら説明していきましょう。
Googleマップを表示させたら、目的地を「山下公園」と入力します。①

「ルート・検索」をクリック②すると、出発地を聞かれるので「桜木町駅」と入力③すると共に、移動方法として「徒歩」をクリックします。
すると桜木町駅から山下公園までの徒歩による走行ルートが表示されます。
画面の左側の「ルートをモバイルデバイスに送信」をクリック⑤すると、スマホにこの走行ルート情報が転送されます。

スマホにメッセージが届く⑥ため、これをクリックします。
すると、走行ルートがスマホ画面上に表示されているのを確認できます。

ロイヤリティフリーの画像を検索する方法
会社で資料を作成する場合や、自分で管理するSNSやブログのサイトで写真やイラストを利用する機会があると思います。
そんな時に、フリーのイラストや写真を用意するのに苦労することが多いのではないでしょうか。
こんな時に役に立ちそうなのがGoogleの画像検索を利用したフリーコンテンツの検索です。
以下の図を見ながら、操作方法を説明していきましょう。
Googleの画像検索のページを表示させます。
この例では「山下公園」を検索しようとしています。「山下公園」とキーワードを入力①します。
すると、山下公園の画像が山の様にリストアップされます。
これらの画像は、著作権の存在する画像も含まれているため、ダウンロードして迂闊に使用するとトラブルになる可能性があります。
要は、画像の保有者からクレームを言われる可能性があるということです。
結果として、多額の費用を支払うなど、トラブルにも発展しかねません。
このような事態を回避するために、Googleが提供する著作権フリーのコンテンツのみリストアップする方法を利用するのは効果的です。
検索結果の画面の右上に表示される「ツール」ボタンをクリックして、表示される「ライセンス」をクリックします。
するとプルダウンメニューが表示されるので、その中から「クリエイティブ・コモンライセンス」をクリックします。
すると画面上に表示される画像表示が切り替わってリストアップされます。
ここに表示された画像がGoogleとして、フリーコンテンツとして判断した画像になります。
これらの画像を利用する際、最低限、リンク先情報をつければ、問題がおこることは、まずないと考えられます。
しかし、慎重を期するなら、夫々の画像提供元にアクセスして、使用許可を得ることを行えば完璧ではないかと思います。

ストリートビュー
ストリートビューは、普通の地図を表示させた状態から、所定の地点を選択することによって、3次元の写真画像を表示させることができる機能です。
さらにこの機能は、カーソル操作によって、あたかもその場所に行ったかのような錯覚に陥るほどに利用する側にとっては迫力のあるリアルな静止画を見ることができます。
使い方はとても簡単です。
下の図を見ながら説明していきましょう。
Googleマップを表示させて、表示させたい地点を検索窓に入力①します。
この例では「山下公園」を入力しています。すると山下公園周辺の地図が2次元で表示されます。いつもの地図です。
この状態で、画面右下の小人マークをドラッグして移動させ、ストリートビューを表示させたいところまで移動させます。
この時、マウスの動きを止めると、小窓に静止画が表示されるので、それを参考にしながら、表示させたい地点を特定します。

地点が決まったら、こびとをドロップ③させます。すると一瞬で、3次元の画像がストリートビューとして表示されます。
ストリートビューが表示されたら、マウス操作で、場所を移動させたり、見る角度を変えたりしながら、地点のイメージをつかむことができます。
きっと、色んな使い方ができるのではないかと思います。
例えば、明日、行かなければならない目的地の周辺の風景を事前に確認しておくことにより、当日、スムーズな移動の助けになると思います。
ストリートビューで過去の画像を表示する方法
更にストリートビューに備わっている楽しい機能があります。
特定の地点における3次元画像を提供するストリートビューですが、過去数回にわたって撮影した、特定地点の画像を見ることができるんです。
ということは、例えば、現在は、マンションが建っている地点が昔、どんな風景だったのか、など、簡単に確認することができるわけです。
全ての地点において過去の画像が見られるわけではありませんが、時計マークが表示されている画像の場合には、参照することができます。
以下の画像を見ながら、操作方法を説明していきましょう。
Googleマップで見たい場所の画像を表示させます。この例では、東京駅前を表示させようとしています。
ストリートビューを表示させるためにこびとをドラッグ①して、移動させ、目的の場所を確認したらドロップします。

ストリートビューとして、2021年6月の画像が表示されます。②
画面右上のサムネイル画像の上に時計のマークが表示されています。
このマークが、過去の画像を表示することができることを示しています。サムネイル画像の下側の点々マークから、時間軸を選択します。
この例では、2009年11月を選択しています。選択後、サムネイル画像をクリックすると、本体の画像が2009年11月の画像に切り替わります。
すると、現在は、きれいになった東京駅ですが、その昔は、工事がなされていて、今とは、全くことなるイメージであったことが確認できます。

とても面白い機能です。読者のかたも、興味がある、地点の過去のストリートビューを見てみてください。
面白い新たな発見があるかもしれません。
待ち合わせ場所をメールで知らせる
人と待ち合わせをする場合、「○〇の前で」とか書いてメールやSNSなどで伝えることも多いと思います。
場所の名前だけでは、同じ名前の場所が複数あった場合などのに勘違いで、別の場所に行ってしまうなんてことにならないとも限りません。
そんな経験をしたことのある人もいるかもしれません。
そんなときに待ち合わせを特定した地図情報を相手に送ることができるGoogleマップを利用した機能は便利です。
以下の画面を参照しながら使い方を説明していきましょう。
Googleマップで待ち合わせ場所を検索して表示①させます。
画面左上の横三本線のメニューをクリック②して、「地図を共有または埋め込む」をクリック③します。

地図のリンク情報が表示されるので「リンクをコピー」をクリック④します。
クリップボードにリンク情報が入りましたので、メールソフトを開いて、本文にCTRL+“V”ボタンを押すことによりペーストします。
または、メールの本文を表示した状態でマウスの左クリックを押して、表示されたメニューから「貼り付け」をクリックしてもOKです。
スマホ側でメールを受信して、リンク情報をタップすると待ち合わせ場所を表示させることができます。

渋滞情報を表示する
Googleマップでは、利用者の匿名によるGPS情報を取得することにより地図上に道路の渋滞状況を色で表示させることができます。
地図上の道路の色で直感的に、混雑の有無を判断することができるため使い慣れてくるととても有効です。
慣れた道であれば、この情報を参照して渋滞を回避しながら目的地に移動できるため、便利です。
以下の画面を参照しながら使い方を説明していきましょう。
Googleマップで周辺の地図を表示させます。
画面左下に表示された「航空写真」のところまでカーソルを移動させます。(クリックはしません。)
すると、地図表示の選択肢が表示されるので、その中から「交通状況」をクリック①します。

画面が切り替わるので画面左下の「ライブ交通情報」をクリック②します。
すると現在の、道路の渋滞状況が地図上に色付きの線で表示されます。
「曜日と時刻別の交通状況」をクリック③して、曜日と時間を設定することにより、過去の渋滞状況を表示してくれます。
出かける前に自宅のPCで、走行ルートの道の混雑状況を事前にチェックして、混雑しているようなら別のルートに切り替えるなどを検討することができるため便利です。

〇〇駅前+キーワードで周辺スポットを探す
出かける前や、出かけた後、移動中に駅周辺のレストランやコーヒーショップの場所を調べたいことがあります。
「東京駅前 コーヒーショップ」「品川駅前 レストラン」「下北沢駅前 ラーメン」など、
「○〇駅前+スポット名」を入力することにより駅周辺のスポットを探して、地図上に分かりやすく表示してくれます。
下の画面で使い方を説明していきます。
Googleマップを表示させて「下北沢 ラーメン」と入力①して検索表示させます。
ナイフとフォークで示されるアイコンマークで下北沢駅周辺の数多くのラーメン店が一気に表示されます。
これらのラーメン店の中から「ラーメン玄」が気になりました。
「ラーメン玄」の近くまでカーソルを移動②します。(クリックはしません。)

すると写真付きでラーメン玄の情報がポップアップされます。
更にポップアップ画面をクリックすると、この店までのルート検索や、この情報をお気に入りに保存させる、スマホへ情報転送や共有方法などのアクティビティ(操作方法)が表示されます。

電波が届かないところで地図を使う
山や森などのスマホの通信電波が届きにくいところで、地図を利用したいことがあります。
特に不慣れな場所に行ったときには痛感します。スマホが使えればなーっと。
事前にこのようなことが予測できる場合には、地図をあらかじめダウンロードしておいて、通信電波が届かなくなったとしても、スマホの地図を利用できる方法があります。
それがGoogleマップのオフラインマップです。使い方は、とても簡単です。
下の画像を見ながら説明していきましょう。
Googleマップの検索機能などを使いながら目的地付近の地図を表示させます。
この例では、秩父の両神山付近を想定して、表示させてみました。
マップ検索して、両神山を表示させたら、画面右上端の縦に点が3つ並んだメニューアイコンをタップ①します。
表示されたメニューから「オフラインマップをダウンロード」をタップ②します。
画面が切り替わって、付近のマップが表示されるので、地図に指をあてて移動させ、ダウンロードしたいエリアの調整を行い確定③します。
ブルーのウィンドウ内に表示されている地図がダウンロードされる対象のエリアです。
エリアの調整がすんだら、「ダウンロード」をタップ④します。
これで、このエリアの地図データは、スマホ内に保存されたので、スマホの通信電波が届かない場所でも見ることができます。

人気の場所の込み具合がわかる
今週の週末は久しぶりに子供を連れて「横浜アンパンマンミュージアム」にでも行ってみよう、なんて時に、できれば、あまり混んでいる時間帯は避けて行きたいと思うわけです。
そんな時にもGoogleマップは実は役に立つんです。
人気の場所を検索して表示させると、その場所の曜日ごとの混み具合や、現時点での込み具合を確認することができます。
下の画像で確認していきましょう。
まずGoogleマップで「横浜アンパンマンミュージアム」を検索して表示①させます。
画面を下の方までスクロールしていきます。②
すると、棒グラフの表示を確認できます。③
これが、本日の混雑状況とその予測を示したものです。

予測については、過去のデータから計算しているものと考えられます。
さらに、曜日表示部分をタップすると、曜日を選択できます。
例えば、日曜日の混み具合を調べる場合、これをタップして確認することができます。
このグラフから、日曜日は11時から15時くらいまでは混むので、それ以外の朝の早い時間、もしくは15時過ぎの遅めの時間帯がねらい目であることが確認できます。

大きな駐車場でも車の位置がすぐにわかる
大きなショッピングモールなどの駐車場に車を止めたときに、その場所が見つからずにちょっと、焦ってしまうことがたまにあります。
って、私だけかもしれませんが。そんな時に便利な機能がGoogleマップには用意されています。
駐車場で車を止めた位置情報を記憶しておいて、帰るときに一発で呼び出すことができます。
現在位置から車までの位置を案内してくれます。
以下の画像を見ながら使い方を説明しておきましょう。
車を止めたら、その位置でGoogleマップを表示させ、現在の位置をタップ①します。
「P駐車位置を保存」が表示されるので、これをタップ②します。
すると「ここに駐車しました」表示がでるので、駐車位置が記憶されたことを示しています。
帰るときにGoogleマップを開き、「駐車場の場所」表示の下に「経路」が表示されているので、それとタップすると、車を止めた場所まで案内してくれます。

Gメールで送信したメールを取り消す
メールの送信ボタンを押した直後に「しまった」押してしまった、と思うことがしばしばあります。
伝えるべきことを入れ忘れた、表現が不適切だ、など、さまざまです。
また、違う「鈴木さん」に送ってしまったとか。
そんな時に、利用したいのがGメールの「送信取り消し」機能です。
しまった、と思ったらすかさず送信の取り消しボタンを押せば中止できるんです。
以下の画像に沿って説明していきましょう。
Gメールの受信画面で画面右上の歯車マークの設定アイコンをクリック①して、「すべての設定を表示」をクリック②します。
Gメールの詳細な設定画面に切り替わるので、「送信取り消し」の右側に表示されている「取り消せる時間」の秒数部分をクリック③するとプルダウンメニューが表示されます。

その中から、送信を取り消せる時間を設定することができます。
設定時間を修正したら、設定画面を一番下までスクロールして「変更を保存」をクリックすれば、設定完了です。
試しに、取り消せるかテストをしてみました。
自分宛にメールを送ってみました。直後に画面下に「メッセージを送信しました」と表示され、その横に「元に戻す」が表示されているので、これをクリック④します。
すると、「送信を取り消しました。」と表示⑤され、送信がキャンセルされたことを確認できました。確かに、メールが届きませんでしたので目的は達成されてようです。

Gメールで受信したメールを自動排除する
長い間、同じメールアドレスを使っていると歓迎しないダイレクトメールが色々と送られてくるようになります。
毎回、何とかしたいと思いつつ、つい、そのままにして見過ごしてしまいます。
Gメールの自動振り分け機能を使えば、簡単にゴミ箱直行にしたりすることもできますので試してみましょう。
使い方はいたって簡単、4ステップで設定完了です。
以下の画像に沿って、説明していきましょう。
Gメールの受信画面で、ゴミ箱に直行させるなどのフィルタ設定したいメールの左側にチェックを入れます。
画面上部の縦に点が3つ並んだアイコンをクリックして「メールの自動振り分け設定」をクリックします。
切り替わった画面で「フィルタを作成」をクリック③し、「削除する」と「一致するスレッドにもフィルタを適用する。」をクリックして、「フィルタを作成」をクリックすれば、設定完了です。

以降、フィルタ設定した送信先からメールを受信しても、受信ボックスに表示されることはありません。ゴミ箱直行になります。
フィルタ設定には、ゴミ箱に直行させる設定以外にも「既読にする」「スターをつける」「自動転送する」など、色んな操作ができます。
利用してみてください。

Gメールで複数の条件設定してメールを検索する
保存されたメールの数が増えるほど、メールボックスの中から目的のメールを探しだすのが大変になります。
そんな時、Gメールでは、探したいメールの条件として
検索キーワードは当然として送信者、宛先、メールのサイズ、メールの対象期間、メールの格納先(受信トレイ、スター付き、下書き、ゴミ箱、既読メールなど)
などの条件で絞り込んで検索することができるので、効果的な検索ができます。
以下の画面に従って、操作方法を説明していきましょう。
Gメールの受信ボックスで検索ウィンドウの右端のアイコンをクリック①します。
検索条件を設定する画面が表示されるので、条件を設定していきます。
検索例として「鈴木」さんから1か月以内に届いたメールを検索してみます。

検索キーワードに「鈴木」と入力②し、検索対象期間として「1か月」を選択③します。
検索対象メールは「すべてのメール」④のままとして「検索」をクリック⑤します。
するとメールの本文やタイトルに「鈴木」の文字が含まれるすべてのメールがリストアップ⑥されます。

未読メールを一気に既読にする
メールチェックするとき、受信ボックスをのぞいて、未読のメールを中心に確認していきます。
ところが、各種売り込みなどうれしくないメールが大量に混ざっていると、未読メールが山のようにたまり、読みたいメールを探し出すのに一苦労。
こんな時、一気に受信メールを既読にすることが出来たら便利です。
この機能がGメールには用意されています。
以下の画像に沿って使い方を説明していきましょう。
受信ボックスを表示させた状態で画面上の左上に表示されている□をクリック①すると、メニューが表示されます。
この中から「すべて」をクリック②すると、ページ内のすべてのメールが選択されて☑が入ります。
この状態では、表示されている現在のページ内のメールのみが選択されています。
すべてのメールを対象にしたい場合には、画面上部に表示されている「メインのスレッド***件をすべて選択」をクリック③します。

選択された受信メールの上にカーソルを移動させて右クリック④を押すと選択メニューが表示されるので「既読にする」をクリック⑤します。

全てのメールを既読にする前の「一括操作の確認画面」が表示されるので「OK」をクリック⑥します。
以上により、すべての受信メールが既読状態になります。
受信表示されているメールが細字に変わったことをもって確認できます。⑦

迷惑メールを自動排除する
各種サービスや機器の売り込みなどを含め、歓迎しない結構な量のメールを日々受信します。
フィルタ設定をかければ、自動的に排除できるんだろうけど、その手間すら惜しんで、そのままにしている人も多いのではないでしょうか?
でも、5分手間をかければ、それ以降、迷惑なメールの中から、読みたいメールだけ探し出すという手間のかかる作業を効率化できます。
Gメールでは、歓迎しないメールを自動排除する設定を極めて容易に行うことができます。
使ってみてはいかがでしょうか。
手順を以下の画像に沿って説明してきましょう。
Gメールの受信ボックスを表示させ、歓迎しないメールを見つけて、クリック①して、その中身を表示させます。
この時、画面右上の縦に点が3つ並んだアイコンをクリック②するとメニューが表示されます。
この中から、「迷惑メールを報告」をクリック③すれば、これで迷惑メールの設定完了です。

設定したメールと同じようなメールは、受信ボックスに入ることなく迷惑メールボックスに自動格納されます。
また、迷惑メール設定を誤って行ってしまった場合には、次の解説に従って、解除してください。
迷惑メールの誤判定を修正する
送信されているはずのメールがいくら探しても、なぜか見当たらないという経験をしたことは誰でもあると思います。
「そういえば、迷惑メールボックスに入っているかもしれない」と思い、確認してみると確かに「あった」という顛末です。
恐らく、迷惑メールとして判定するためのフィルタ登録が何らかの拍子になされてしまって、迷惑メールボックスに入ってしまうのだと思います。
こんな時、Gメールでは、この登録を解除する方法が用意されていますので、もし、探しているメールが見つからない時には、この方法で確認してみてください。
以下の画像に沿って、操作方法を説明していきましょう。
受信ボックスを表示させ、左側に表示されるメニュー項目の中から「もっと見る」をクリック①して、下の方にスクロールしていくと「迷惑メール」があるのでこれをクリック②します。
すると、迷惑メールとして判定されている全てのメールが表示されます。③

この中から、迷惑メールとして誤判定されてしまっているメールを見つけて、右クリック④すると、右側にメニューが表示されます。
「迷惑メールではない」をクリック⑤すると、迷惑メールボックスから受信ボックスに移動され、その旨の表示がなされます。⑥

重要なメールの送信方法
第三者に知られることなく、特定の人だけに安全にメールを送信しなければならないことがまれにあります。
そんな時は、Gメールの「情報保護モード」を使ってみましょう。
このメールを受信した人は、メールの転送、コピー、印刷、ダウンロードは一切できません。
その場でメールを見ることのみが可能なので、第三者にメールの存在が分かってしまうことはありません。
また、メールを見ることのできる期間を1日から最大5年までの範囲で設定でき、それ以降は見れなくなります。
以下の画像に沿って使い方を説明していきます。
Gメールのメール作成画面を開いて、送信先、メールのタイトル、内容を記入後、画面下の「情報保護モード」のアイコンをクリック①します。
情報保護モードの設定画面に切り替わるので、メールの有効期限を設定②し、「保存」をクリックすれば、設定完了です。
メール画面の内容を再確認後、画面下の「送信」をクリックすればメールの送信が完了です。

特定からの人のメールを一発表示する方法
長らく会っていない人からのメールを受信したとき、前にメールをもらったのはいつだったか、どんな内容だったかなど、その人とのやり取りをサクッと確認したいことがあります。
画面上部の検索窓に相手の名前を入力することでもできますが、入力しなければならないため、ひと手間必要になります。
このひと手間すら惜しんで、サクッと調べたいときの方法です。結構、便利なので試してみてください。
以下の画像に沿って説明していきましょう。
Gメールの受信ボックスを表示させます。検索したい人から来たメールを右クリックします。
表示されたメニューから「***さんからのメールを検索する」をクリック①します。
画面が切り替わり、対象の人からの全てのメールが表示②されます。

メールの自動返信
海外旅行とか、もしくは仕事の関係でプライベートのメールをチェックできない環境に一定期間とどまるようなケースがあります。
1日や2日であれば、問題ないと思いますが1週間以上に及ぶ場合には、その期間、何のレスも行わないと思わぬトラブルに発展するとも限りません。
こんな時にGメールの自動返信機能が有効に利用できます。
以下の画像を見ながら使い方を説明していきましょう。
Gメールの受信ボックスを表示させた画面で右上隅の設定⚙をクリック①して「すべての設定を表示」をクリック②します。

Gメールの詳細な設定画面に切り替わるので、その中で画面を下の方にスクロールしていきます。
「不在通知」のタイトルがあります。ここで、メールの自動返信の設定を行います。
「不在通知 ON」をクリック③し、自動返信を開始する「開始日」、終了する「終了日」を設定します。終了日にチェックを入れないとずっと自動返信が続きます。
さらに自動返信の文面「タイトル」と肝心の文面を入力します。
以上の入力が完了したら最後に「変更を保存」をクリック⑤します。
以降届いたメールに対して、自動的に返信が行われます。自動返信を中止にしたい場合には、この画面を再表示させ、「不在通知 OFF」をクリックして、「変更を保存」すればOKです。

Gメールの空き容量を増やす方法
Gメールで使用できる容量は1ユーザ当たり15GBです。現在の使用状況は、受信ボックスを開いて、画面の一番下までスクロールしていくと確認できます。
長い間、使っていると15GBでも、結構、足りなくなってくるものです。
そんな時に、効率的に容量を増やす3種類の方法をご紹介します。
特定の送信元から送られてくるメールで、歓迎しないメールを一気に削除してしまう方法、特定の日以前の古くて、もう見ることがないであろうメールを一気に削除してしまう方法、そして3つ目はメールのサイズが大きい場合に、特定のサイズ以上のメールを抜きだして削除する方法です。
以下の画像を見ながら順番に確認していきましょう。
歓迎しないメールを一気に削除
まず、歓迎しないメールを一気に消してしまうには受信ボックスで削除したメールを1つ選んで右クリック①します。
「**さんからのメールを検索する」をクリックすると、送信元が同じすべてのメールがリストアップされます。

画面上の左隅にある□をクリックし「すべて」をクリックします。
このページ内のすべてのメールが選択されます。全ページにある同じ送信元(この例では「TED Recommends」)のメールを選択するために「この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択」をクリック④します。
そしてゴミ箱アイコンををクリックすると選択したすべてのメールが削除されます。

次に特定の日付以前のメールを洗い出して削除
受信ボックスの上部の検索窓に例えば「before:2021/12/31」と入力すると、2021年12月31日より古いすべてのメールが検索されて表示されます。
先ほどと同様の方法で対象の全てのメールを選択して、ゴミ箱をクリックすることで消去できます。

メールのサイズが大きいものを選択して削除
受信ボックスで検索窓に、「larger:5M」と入力⑦します。
5Mを超えるメールが全てリストアップされるので、それらを選択して削除します。
この例では、1件のみヒットしています。

強力な検索演算子 メールを探すのに有効
Gメール内で特定のメールを検索するときにとても便利な多くの検索演算子があります。
その中から、選りすぐりの検索演算子のみを取り出して表にまとめてみました。
ここに書かれている以外の検索演算子は、Googleのこちらのサポートサイトを参照してみてください。その多さにびっくりすると思います。
主な使い方
表にまとめられた検索演算子とその使い方を補足していきます。
演算子 | 意味 | 使用例 |
from: | 指定した文字列が送信者名に含まれるメールを表示します | from:taro |
to: | 指定した文字列が受信者名に含まれるメールを表示します | to:jiro |
cc: | 指定した文字列がccに含まれるメールを表示します | cc:山田 cc:suzuki |
bcc: | 指定した文字列がbccに含まれるメールを表示します | bcc:佐藤 |
subject: | 指定した文字列が題名に含まれるメールを表示 | subject:開催中 |
has:attachment | 添付ファイルのついたメールを表示します | has:attachment |
is:starred | スター付メールを表示します | is:starred |
after: before: | 指定した期間に送信されたメールを表示します | after:2022/04/10 → この日以降のメール before:2019/12/31 → この日以前のメール |
larger: smaller: | 指定したサイズより大きい、又は小さいメール | larger:1M smaller:10K |
in anywhere: | 迷惑メール、ゴミ箱、受信ボックスいずれかの場所にある全メールを対象に検索して表示します | in anywhere:鈴木 |
比較的良く使うのがfrom:やto:ではないでしょうか。誰から来たメールで誰にあてたメールなのかという条件でメールの検索を行います。
to:の使い方ですが、今、自分のGメールで検索しているわけですから、当然、自分がto:の一人にはなっているわけですが、同時に他の人にも送っている場合に使います。
同様にして、cc:やbcc:の宛先になっている場合にこれらの検索演算子を使います。
from:やto:と同じくらい良く使いそうなのは、subject:やin anywhere:でしょうか。
subject:はその名の通り、メールのタイトルに含まれる文字列からメールを特定する方法です。
in anywhere:は、ザクっとした検索なので、最もよくヒットするかもしれない検索です。
メールボックスはもとより、ゴミ箱や迷惑メールまで含め、Gメール上に存在するすべてのメールを検索対象にしています。
検索条件に設定した文字列の一部が一致しただけでも表示されます。
次によく使われる可能性が高いのが、検索対象メールを日時の範囲で絞り込んで検索を行うafter:やbefore:ではないかと思います。
検索条件の絞り込み方法
さいごに検索条件の絞り込み方法を下の画像を見ながら説明しておきましょう。
検索窓に検索演算子を使い、検索条件を入力①します。
検索窓の右端にある詳細な検索条件を設定するアイコンをクリック②します。
詳細条件を設定するためのウィンドウが表示されるので、設定します。③
この例では、タイトルに「XYZ」の文字列が含まれるメールの絞り込みを行ってます。
メールサイズ1M以下、対象期間が2020/4/20の前後1か月という条件です。
以上の設定完了後、「検索」をクリック④すると、検索が行われ検索結果が表示されます。

Gメールデータのバックアップ
Gメールソフト内には、大切な情報や各種資料が添付ファイルも含めて保存されているためその重要度に応じて、定期的にバックアップを取れば安心です。
Google社が提供するサービスである以上、一定の品質は確保されますが、万が一の事態に備えておくことも必要だからです。
「もしも、Gメールのデータが消失してしまっても大丈夫か?」と自問自答してみればおのずと答えは出てくるのではないかと思います。
但し、自分でも忘れてしまっている大切なデータがメール内に眠っていないとも限りませんが。
そんなことを考えれば、念のためバックアップを取っておこうということになるんだろうと思います。
というわけで、以下の画像を参照しながら、メールデータのバックアップ方法を確認していきましょう。
まず、受信ボックスを表示した状態で右上隅に表示されるGoogleアカウントアイコンをクリック①し、「Googleアカウントを管理」をクリック②します。
Googleアカウント画面で左側に表示されているメニューから「データとプライバシー」をクリック③して切り替わった画面で、画面を下の方にスクロールしていきます。

「データをダウンロード」をクリックするとエクスポートしてバックアップする候補データのリストとして、ChromeやGoogleフォト、Youtubeなど、Google社で提供する様々なアプリのデータが表示されます。
これを下の方にスクロールしていくと「メール」が出てきます。
バックアップを取りたいデータのみチェックをつけて、それ以外は外します。⑤

更に画面を一番下までスクロールして「次のステップ」をクリック⑥します。
気変わった画面では、バックアップを行う詳細設定として、保存するファイルの形式、データをバックアップする回数などを設定します。
以上の設定が完了したら「エクスポートを作成」をクリック⑦するとバックアップがスタートします。

バックアップは、データの大きさによって、長い時間がかかる可能性もあるため、時間に余裕があるときを選んで行うようにしてください。
もしくは、実行状態にしたまま放置しておき、定期的に進捗を確認するというやり方もあるでしょう。
決まった日時に自動送信する方法
知人との約束日時の前にリマインドとしてメールを送りたい、自分あてに大切な予定を忘れないようにメールを送りたいなどのケースってあると思います。
こんな時に日時を指定して、送信できるメール機能があると便利です。Gメールには、この機能があります。
以下の画像を参照しながら、使い方を説明していきましょう。
受信ボックスから、新規メールの作成ボタンを押して、メールを作成します。
作成後、メール画面下の「送信」ボタンの右側にある▽アイコンをクリック①します。
「送信日時を設定」が表示されたらクリック②します。

送信日時を設定する画面が表示されるので、「日時と時刻を選択」をクリック③します。
日時と時間を選択する画面が表示されたら、作成したメールを送信したい日付と時間を設定し、「送信日時を設定」ボタンをクリック⑤します。

この例では、2022/04/28 10:00に設定されました。
以上で設定完了です。
通常の受信ボックス画面に戻ったら、画面の右側に「予定」の文字とアイコンが表示追加されます。
これをクリック⑥すると、今送信設定したメールが右側に表示されます。
もし、メールの中身を確認したい場合には、メールをクリックします。

インターネットがない環境でメールを確認する方法
移動中や車の中、本当に通信電波が届きにくい場所でメールをチェックしなければならない場合ってあると思います。
また、インターネットに接続できないからメールのチェックくらいしておきたいというケースもあると思います。
そんな時にGメールのオフライン機能を使うと便利です。
以下の画像を見ながら設定方法を説明していきましょう。
Gメールの受信ボックスを表示させた状態で、画面右上隅の⚙マークをクリック①し、「すべての設定を表示」をクリック②します。
詳細な設定画面に切り替わるので、画面上部にある「オフライン」をクリック③します。

オフラインの設定画面に切り替わりますので「オフラインを有効にする」にチェックを入れ④、「同期設定」でメールの保存期間を設定します。
最大90日まで設定できます。これは、インターネットにつながらない状態となってから過去7~90日分のデータを保存しておくことができることを意味します。
これらのデータは、インターネットにつながっている状態の時、常にPCに保存しておくことになるため、PCの容量を使用します。
そのことを考えながら日程調整が必要でしょうが30日分も設定しておけば十分と思います。
次に「オフラインデータをパソコンに保存」をクリック⑥し、最後に「変更を保存」をクリック⑦すれば設定完了です。
以降、常に過去7~90日分のメールをPCに保存しておかれますのでオフラインとなっても安心です。

不要なメールをブロックする方法
同じメールアドレスを長い間使っていると、あちこちで登録する機会も増えるため、色んな売り込みや勧誘などのダイレクトメールが増えてくるものです。
そのメールを見て、「あの時、登録したメールだ」と思い出したりするものです。
このようなダイレクトメールが増えると、本来チェックが必要なメールが埋もれてしまう可能性が出てきます。
そこで、このような歓迎されないメールをブロックする機能がGメールには提供されているので利用してみてはいかがでしょうか。
設定は極めて簡単です。
以下の画像を参照しながら設定方法を確認していきましょう。
Gメールの受信ボックスを表示させ、受信ブロックしたいメールを選択してクリック①します。
メールの本文が表示されたら、右上隅の点が縦に3つ並んだアイコンをクリック②して、表示されたメニューから「「***」さんをブロックする」をクリック③します。
以上で設定完了です。
この設定以降、対象の送信元メールはすべて迷惑メールに格納されます。
設定の解除は迷惑メールを表示させて、ブロックしたメールを選択して右クリックし、「迷惑メールではない」をクリックすればOKです。

メールの返信定型文の自動生成
仕事上で取引先とのやり取りなどの場合、メールの最初の出だしの部分は、同じ表現で記載することが多くなると思います。
「いつもお世話になっております。お問い合せ頂きありがとうございます。・・・」
などです。
この同じような表現を定型文(テンプレート)として、用意しておいてボタン一発で呼び出して、メールの文中に反映させることができるととても便利ですし、メール作成を効率化できます。
Gメールには、この自動返信文の挿入機能があります。
以下の画像を見ながら説明していきましょう。
メールの受信ボックスの右上の歯車⚙アイコンをクリック①して「すべての設定を表示」をクリック②します。

表示された設定画面の上部の「詳細」をクリック③して、テンプレートの「有効にする」をクリック④してオンにします。
画面を一番下までスクロールしていき「変更を保存」をクリック⑤します。

これで、テンプレートを使用する設定をオンにすることができました。次にテンプレートの中身を作成します。
メールの受信ボックスから、新規メッセージの作成画面を表示させて、メッセージの本文を入力します。
入力出来たら、作成画面右下の縦に点が3つ並んだアイコンをクリック⑥します。
「テンプレート」をクリック⑦して、「下書きをテンプレートとして保存」をクリック⑧し
「新しいテンプレートとして保存」をクリック⑨します。
作成したテンプレートに名前を付けて⑩保存をクリック⑪すれば、テンプレートの作成完了です。
この例ではテンプレート名を「仕事_返信文」としてみました。
これですべての準備が終わりました。

さいごに実際の使い方を紹介しておきましょう。
返信したいメールの本文を開き、画面右上隅の返信アイコンをクリック⑫します。
「テンプレート」をクリック⑬すると作成済みの定型文名が表示されるので「仕事_返信文」をクリックします。
すると、返信メールの本文内に、定型文が呼び出されてペーストされます。⑮
この定型文に必要な文章を追加して送信することができます。

未読メール数を確認して表示する方法
メールのチェックは定期的に行うように心がけていますが、ちょっとチェックすることができなくなったりすると、未読メールの数が増えてしまいます。
こんな時いったいどれくらいの未読メールがあるのかということや、未読メールだけをピックアップして確認したいときがあります。
そんな時に役に立ちそうなのがGメールの未読メール数を簡単に表示させてくれる機能と、実際の未読メールだけをピックアップしてくれる機能です。
以下の画像に沿って使い方を説明していきましょう。
前記「メールの返信定型文の自動生成」と同様の操作方法で受信ボックスが表示されている状態から右上の歯車⚙クリック→「すべての設定を表示」→「詳細」を表示させます。
その中から未読メッセージアイコンを「有効にする」を選択①し、「変更を保存」をクリック②します。
順メールボックスに表示が戻り、画面左側の受信トレイ表示の右わきに未読メールの数が表示されます。③

次に未読メールのみをリストアップする方法です。画面上部の検索窓に「is:unread」と入力して、検索を行う④だけです。
これで、未読メールのみが選択されてリストアップされます。この中からチェックしたいメールを選択してクリックすれば、内容の確認ができます。

メールに自動的に署名を挿入する方法
メールを作成するたびにメールの最後に署名を入れるのは大変です。
とはいっても、自分へのアクセス先などの情報は相手に伝えたいと思うことが多いです。
そのために使える機能がGメールの自動署名挿入の機能です。
以下の画像を見ながら説明していきましょう。
上の「未読メール数を確認して表示する方法」と同じ方法で受信ボックスが表示されている状態から右上の歯車⚙クリック→「すべての設定を表示」を表示させます。
「全般」が選択されている状態で、画面を下の方へスクロールしていきます。
「署名」が表示されたら「新規作成」をクリック①します。
ポップアップメニューでこれから作成する署名につける名前を尋ねられます。
ここでは「いつも使う署名」としておきました。
そうしたら「作成」をクリック②します。

署名の作成画面に切り替わったら署名を入力③し、署名を挿入するメールの種類を設定④します。
新規に作成するメールに自動署名を適用するか、メールの返信を行う場合に自動署名を適用するかの設定です。
ここでは、双方のメールともに作成した「いつも使う署名」を設定してみました。
また、自動署名として挿入するメールは複数種類作成できます。
新規作成メールの場合と返信メールの場合で、署名を切り替えたい場合には、「新規作成」をクリックすれば、別の署名を作成することができます。⑤
自動署名の設定が終わったら、最後に画面を下までスクロールして「変更を保存」をクリックすれば完了です。
以降、新規にメールを作成する場合、返信する場合ともに作成した自動署名が挿入されるようになります。

サクッと、アンケートフォームや質問フォームを作る
主に業務で、社員の人たちの意見を聞いてみたい、アンケートを取りたい、テストを実施したいなどがあるかもしれません。
所属している部署の担当業務に依存しますが、これを従来の方法で、メールベースでアンケートシートを用意して、結果を集計するなどの作業を行おうとすると結構、大変な作業になります。
Webアプリができる人であれば、比較的容易にできるかも知らませんが、ほとんどの人はなかなかそうもいきません。
Googleドライブのアンケートフォーム作成ツールを使うと、これがサクッとできてしまい便利です。
以下の画像を見ながら操作方法を説明していきます。
テストの問題を作る
Googleドライブを開きます。画面左上の「+新規」作成をクリック①し、「Googleフォーム」をクリック②します。
表示された画面で「設定」タブを選択③して、「テストにする」をクリック④します。

アンケートの場合は、ここのスイッチはオフのままにしておけばOKです。
以下の説明では、テストを行う場合の操作方法を説明します。アンケートの場合も同様の方法でできますのでやってみてください。
「質問」タブをクリック⑤して、テスト内容を入力していきます。
テストのタイトル⑥、質問内容⑦、回答の選択肢⑧を入植します。質問内容と回答の選択肢は夫々、いくつでも設定できます。全ての入力が完了したら画面下の「回答案を作成」をクリック⑨します。

回答を作る
複数の問題を設定した場合には、夫々の問題に対する回答を全て設定⑩し、設定完了後「完了」をクリック⑪します。
これで回答の設定は終わり、問題の作成作業もこれで完了です。
あとは、この問題を対象者に配布して、問題を解かせて、その回答を返信して集計します。
テストに回答する(問題を解く)
そのために、画面右上の「送信」をクリックするとメニューが表示されます。
問題を送信したい相手先のメアドを設定⑬し、「送信」をクリック⑭します。

問題を送られた受信者がメールを受け取り「フォームに記入する」をクリック⑮すると、問題が表示されます。
すべての問題に回答⑯し、返信先のメアドを設定⑰して最後に「送信」をクリック⑱すれば、回答作業は完了です。

テストの結果を確認する
「スコアを表示」をクリック⑲すると、テストの結果を確認することができます。⑳
問題を作成した人の側では、「回答」タブを選択することにより、全ての回答者の自動集計結果が表示されます。

簡単に図形を描画する
簡単に図形描画を行いたい場合って、結構あります。
パワーポイントでもできないことはないのでしょうが、細かな図形まで描画するのは大変です。
有料アプリを利用すれば、あるのですがGoogleドライブにある図形描画機能でもかなりのことができるので便利です。
加えて無料であるというのは魅力的です。試しにこのツールを使って、フローチャートを書いてみましたが、比較的使い安そうです。
一度使ってみてください。
以下の画像を参照しながら使い方を説明していきましょう。
Googleドライブの画面で左上の「+新規」をクリック①して一番下の「その他」をクリック②します。
表示されたメニューから「Google図形描画」をクリック③します。

すると描画用の画面が表示されます。基本的に、画面左上のツールバー④内に表示されるツールで描画します。
試しにフローチャートを書いてみました。
ツールバーの矢印マークをクリック⑤すると直線、矢印カギ線コネクタなどを使うことができます。
その右横の図形アイコンをクリック⑥すると、図形、矢印、吹き出し、計算式を選択できます。これらを使って、図形描画を行います。

また図形アイコンの右横はテキストボックスを挿入するためのボタン、その横は、外部から図形データを読み込むためのボタンです。
これらのツールを使って、比較的簡単な操作で図形を作成することができそうですので使ってみてください。結構よさそうです。
誤って変更してしまったファイルを元に戻したい
資料を作成していて、繰り返し修正を加えていったときに、やはり昨日の時点のものの方が良かったような気がするとか、10分前のバージョンに戻したいなどのケースって、誰でも経験することではないでしょうか。
失われてしまったものが惜しくなる気持ちもあるのでしょうが、とにかく、過去に戻したいケースってあると思います。
そんな時に便利な機能が、過去の主要な修正ポイントにおけるファイルをすべて自動バックアップしていて、簡単な操作でこれを呼び出して、元に戻すことができる機能です。
当然、過去のある時点に戻したけど、やはり、最新に戻したい、という場合にも簡単に戻せます。
操作方法はとても簡単です。
以下の画像を見ながら操作方法を説明していきましょう。
Googleドライブを表示させて、過去のある時点に戻したいファイルを選択してクリック①します。
この例ではエクセルシートを表示させています。
ファイルの中身を表示させると、その画面の右側に過去の主要な時点でのファイルが自動的に保存されており、いつ時点のものかわかるように保存された日時と保存者の名前が表示されています。
このリストの中から、任意の時点のファイルを選択してクリックすることにより呼び出して表示することができます。
これは、過去のある時点のバージョンにおけるファイルを最新バージョンと入れ替えることができたことにもなります。

他の人とフォルダやファイルを共有する
共同で作業を行っている人とファイルやフォルダを共有して、編集を共同で行いたいケースってあると思います。
いちいち、編集したファイルをメールで送ったりしていたら大変です。
Google DriveはWeb上のファイルへのアクセス権を共同作業者に与えることができます。
これによって、共同で編集したり閲覧したりすることが簡単にできます。
画像を見ながら使い方を説明していきましょう。
Google Driveを開いて、共有したいファイルを選択した状態①で、画面右上の人の形をしたアイコンをクリックします。
「ユーザーやグループと共有」の画面が表示されるので、共有したい人のメアドを入力③し、「完了」をクリック④します。

切り替わった画面で共有者の権限を設定④し「送信」をクリック⑤します。
すると、共有者側にメールが届き⑥ます。
許可された共同編集ファイルをクリック⑦するとファイルを開くことができます。

オフライン編集ができるようにする
移動中や電車の中、車の中などでファイルを変種したいケースってあると思います。
そんなときのためにGoogle Driveでは、ネットワークに接続されていない状態(オフラインの状態)でも編集ができるような機能が用意されています。
この機能を有効にすると自動的にGoogle Drive上のファイルはPC上にもコピーされます。
従って、それなりにPCのストレージ容量が必要になることを理解した上で使用してください。
以下の画像を見ながら使用方法を説明していきます。
Google Driveを表示させた状態で、画面右上の点が縦に3つ並んだアイコンをクリック①し、表示されたメニューから「その他のツール」をクリックします。
更に表示されたメニューの中から「拡張機能」をクリック③します。

PCにインストールされている拡張機能が表示されるので、その中に「Googleオフラインドキュメント」があることを確認します。④
Google Driveの画面に戻り。画面右上の歯車⚙アイコンをクリック⑤し、切り替わった画面の中から「オフライン」を探し、クリックしてチェックを入れます。
最後に画面右上の「完了」をクリックすれば、設定完了です。
これでオフライン状態でもGoogle Driveのドキュメントの編集ができるようになりました。

写真の文字をテキストデータに変換する
Google Driveのドキュメントソフトには、画像データをテキストに変換してくれる機能がついています。
画像データとして表示された文字列をテキストに変換してくれるのは使えそうです。
とくに長い文字情報を手入力しなければならないようなケースを考えると重宝に使えるかもしれません。
しかし、変換精度はパーフェクトというわけでもないようです。特に日本語の場合には、不得意かもしれません。
下の画像の変換例でもそのような結果になっています。
使い方を説明しておきましょう。
まず、Google Driveに画像情報を入れます。
その画像ファイルを右クリック①して、表示されたメニューから「アプリで開く」をクリック②し、更に「Googleドキュメント」をクリック③します。
これで変換が開始されます。
変換が完了すると、元の画像データ④と変換後のテキストデータ⑤が並べて表示されます。
残念ながらこの例では、日本語の部分がうまく変換できていないようです。

Googleドライブ上のファイルをGメールで送る
Googleドライブ上に作った色んなファイルをメールに添付して送りたいことが出てきます。
この場合、ファイルそのものが送られるわけではなく、ファイルにアクセスするURLを送り、そのファイルへのアクセス権を送信相手に与えるという手続きを行います。
以下の画像を見ながら操作方法を確認していきましょう。
まず、Gメールの作成画面を開き、必要なメッセージと送信先を入力してメールを完成させます。
そのあと、画面下のGoogleドライブアイコンをクリック①します。
Googleドライブのファイル一覧が表示されるので、その中から送りたいファイルをクリック②します。

メール作成画面に表示が戻り、選択したファイルが表示されます。③
この表示を確認して、画面下の「送信」をクリック④すると、送信相手に対するファイルのアクセス権の設定画面が表示されます。
「1人と共有(表示)」が選択されていることを確認したら「送信」をクリック⑤します。
以上で送信完了です。

念のため、受信側の画面を表示してみると、送信したファイルのリンク情報が確認でき、クリックするとファイルの中身が表示されます。

音声認識で文字入力する
長い文章を手入力するのが大変な時に、読み上げた音声を自動的に文章化してくれる機能があったらいいと思うことがあります。
こんなことまでGoogleドライブでは、サクッと簡単にできてしまいます。
但し、この機能はPC側にマイクが内蔵されているか、そうでない場合には、USBマイクなどを装着して使います。
以下の画像を見ながら使い方を説明していきましょう。
Googleドキュメントを開く
Googleドライブのページから画面左上の「+新規」をクリックし「Googleドキュメント」をクリック①します。
Googleドキュメントの作成がめんに切り替わるので、画面上の「ツール」をクリック②し、表示されるメニューから「音声入力」をクリック③します。

言語選択してマイクに向かって話す
マイクのマークが表示されるため言語を選択します。④
さらにマイクをクリック⑤すると、マイクの色が赤に変化して、話している音声が取り込まれ、自動的にテキストに変換され、Googleドキュメントの入力画面に逐次、表示されていきます。⑥

テキスト変換されない場合には
ここで、マイクをクリックしてもマイクが赤に変化しない場合は、マイクが認識されていないためなので、マイクちゃんと接続されているか、マイクがちゃんと選択されているか設定を確認します。
マイクが設定されているにもかかわらず、自動変換されない場合には、再生音声ボリュームを大きくして、マイクとスピーカーの距離を近づけてみてください。
音声認識で自動文字おこし
音声ファイルに記録された音声を聞きながら、文字おこしを行う作業は、大変です。
すこし再生していったん止めて打ち込んでは、また再生していったん止めて打ち込む作業をひたすら繰り返す必要があります。
これを再生した音声を自動的にテキスト化してくれたら、とても助かりますよね。
Googleドライブではこれができてしまうんです。
但し、テキスト化された文章には誤りも含まれるため、読み返して修正作業が必須です。
以下の画像を見ながら、使い方を説明していきましょう。
まず、音声デバイスの設定
Windows画面で左下のスタートアイコンをクリック①し、歯車⚙の設定アイコンをクリック②します。
設定画面に切り替わったら「システム」をクリック③し、「サウンド」をクリックします。

サウンドの設定画面の右側の「サウンドコントロールパネル」をクリック⑤します。
パネルが表示されたら「録音」タブをクリック⑥し、「ステレオミキサー」を右クリック⑦します。
さらに「有効」をクリック⑧して、「OK」をクリック⑨します。以上で音声デバイスの設定は完了です。

入力デバイス(マイク)と出力デバイス(スピーカー)の確認
サウンドの設定画面に戻り、出力スピーカーと入力デバイスがいつも使っているものであることを念のため確認します。⑩
ボイスレコーダーに音声を録音
さて、次に音声ファイルを再生させて、これを自動的にテキスト化していきます。
Windowsのボイスレコーダーに音声を録音しておき、これを再生させます。
ボイスレコーダーで音声ファイルを再生
Windowsのスタートアイコンからメニューを表示させ「ボイスレコーダー」をクリック⑪します。
試しにボイスレコーダーに音声を入力してファイルに保存します。
更にそのファイルを再生します。⑫

Googleドキュメントを開いて音声を自動でテキスト化
ファイル再生中にGoogleドキュメントを開き「ツール」→「音声入力」→マイクをクリック⑬します。
すると、マイクが赤に変化し再生中の音声が読み取られてテキスト化されます。⑭

うまくいかない場合は
もし、マイクの色が赤に変化しない場合には、マイクデバイスが正しく接続されていない可能性があります。マイクの設定を確認しましょう。
マイクが設定されているけど、自動的にテキスト化されない場合には、再生している音声を大きな音にして、さらに、マイクとスピーカーを近づけてみてください。
さいごに
Google社の提供する各種の豊富なアプリは無料であるにもかかわらず、驚くほど多彩な機能があります。
これらの多彩な機能を寝かせておくのは、とてももったいないので今後、可能な範囲で調査して、その結果を読者の皆さんと共有できればと思います。
逆に、面白そうな機能を発見した場合には、こちらから、情報提供ください。
よろしくお願いします。
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