オンライン講座は、昨今の状況を踏まえ自宅に居ながらにして効率的に進めることができる仕組みであることから、一層、多くの人が利用するようになってきています。
今回は、今注目のオンライン講座について紹介していきます。
この記事を読むと以下のことが分かります。
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- オンライン講座で取得できる資格にはどんなものがあるか?
- オンライン講座を利用するメリットとデメリットは何か?
- オンライン講座を始めるためには何が必要か?
- オンライン講座を利用するには、どのくらいの費用がかかるか?
- 具体的に、どのオンライン講座を選択すべきか?
オンライン講座とは?
オンライン講座とは、講座を受講するためにスクールに通うことなく自宅に居ながら、PCやスマホなどを利用して講座を受講できる学習スタイルです。
インターネットを利用して、講座が配信されるためどこにいても自由な時間に学習できることが特徴です。
オンライン講座で取得できる主な資格
オンライン講座で取得できる主な資格をまとめてみました。非常に多くのジャンルに渡る資格をカバーしているのではないかと思います。
ビジネス関連の資格取得の講座、ビジネス力を高めるための教養講座や趣味や実用講座に至るまで多種多様です。

オンライン講座のメリットとデメリット
そんなオンライン講座のメリットとデメリットを整理してみましょう。
メリット
はじめるハードルが低い
メールアドレス、名前などを登録するだけですぐに始められるオンライン講座が多いです。
また、無料体験講座などが用意されていることも多いため、事前にオンライン講座の受講環境の確認を行ったうえで、本格的にスタートすることができます。
なので、オンライン講座がどんなものなのか、まずは試してみてということが簡単にできます。
場所や時間を選ばず利用できる
宅内においてはPCを使って受講できます。出先では、スマホやタブレットを使って受講することができます。
その時々に応じて、また、その場所に応じで、デバイスを選択すれば、どこにいても受講することが可能です。
スキマ時間にも利用できる
資格スクールのように、決まった日時に決まった時間、拘束されるようなことはなく、好きな時間に、どこにいても利用することができる点が大きな特徴です。
自宅はもとより、通学や通勤の途中を利用することもできるし、休憩時間や昼休みに利用することも可能です。
なので、普段の生活の中でちょっとした空き時間でもこれらをかき集めて蓄積していくと多きな成果につなげられます。
「塵も積もれば山となる」方式が効果的に活用できます。
このように、隙間時間を利用して、学習しやすいように、多くのオンライン学習コンテンツは、数分から十数分単位で夫々の学習単元が区切られて作られています。

繰り返し利用できる
基本的に、オンライン学習は、決められた期間内であれば、受講回数に制限はありません。
従って、理解できないところを何度も繰り返し再生したり、試験直の時期には、再生スピードを1.5倍速、2倍速などにして一気に復習して、総仕上げするといった使い方ができます。
以上の通り、オンライン学習では、従来のスクールによる学習スタイルと比較して、大きなメリットが色々とあります。
これらのオンライン学習のメリットを最大限に生かすことが、効率的な学習と資格試験パスのための鍵になります。
デメリット
他方で、オンライン学習はインターネット環境を利用することが、その前提になっているため、以下の注意事項を理解した上で利用することが必要です。
通信環境とギガバイト
オンライン講座はスマホの受信環境または、PCの場合インターネット環境が必須です。
これらの環境で安定して講座が再生できることを事前に確認しておくことが必須の条件です。
講座を始めてみたら、実は環境の問題で、画像や音声が正常に再生できない可能性も考えられます。
スマホやタブレットを使う場合には、ギガバイトの注意が必要です。
1日1時間程度の学習を行なう場合、1か月で7GB程度の通信容量が必要となります。
この容量を超えた場合、通信速度に制限がかかる契約を行っていた場合の対応方法を考えておく必要があります。

回避のために動画をダウンロードしておき、オフラインで学習する方法や動画をとめて音声だけ流す方法なども考えられます。オンライン講習のサイトとして対応しているかを調べましょう。
多くの場合、対応されています。
他方で、ギガバイトの契約を変更して容量アップする方法とか、オーバーしそうな月に限って、GB単位で増量購入する方法もあります。
対応方法は、色々とあるので、わからない場合は詳しい人に聞く、スマホメーカーに相談してみるでも大丈夫です。
資格取得までのモチベーション
オンライン講座は色々と便利な反面、結局のところ、自分のやる気が全てですがそれを維持することが必要です。
周りの状況がわからないため、一緒に学んでいる仲間がいても彼らがどんな状況なのは把握することが困難です。

このため、目的を共にして資格取得を目指している仲間とSNSなどを通した交流がモチベーションを維持するための有効な手段です。
資格を取得しようと考えた時のことを思い出してみましょう。資格を取って、どんな夢をかなえようとしているのか?振り返ってみることです。
または、資格を取って、どうしたいのか?具体的な計画を立ててみるというのも楽しいです。
不明点や疑問点の解決
資格取得のスクールの場合であれば、不明点が発生した場合、講師に直接質問して、その場で解決する方法があります。
オンライン講座の場合、講座にもよりますがサポート体制によって、対応が変わってきます。
質問チケットみたいなものが用意されていて、その範囲内であれば質問できるといった運用がされるオンライン講座もありますが、基本的には、自分で解決方法を見つける必要があります。

この場合にも、共に学ぶ仲間との間でチャットをやったりしながら、日ごろから交流しておくことが効果的と思います。
もしくは、自分でネットを検索して解決する方法が考えられます。
オンライン講座で必要な準備
基本的にスマホまたはPCとネット環境があれば大丈夫ですが、もう少し、詳しく確認していきます。

必要な機器
スマホ、タブレット、PCのいずれか1種類以上
屋内で受講する場合にはPCが便利ですが、出先ではスマホやタブレットの方が、断然利用しやすいと思います。
オンライン講座の場合、ちょっとした隙間時間の利用が、学習を進める上で効果的なので、スマホやタブレットを併用できるといいと思います。
ヘッドセットまたはイヤホン
ネット越しに、会話を行う必要がなければイヤホンやヘッドフォンで大丈夫です。もし、会話する可能性も考えるならヘッドセットを用意します。
ネット環境
前述の通り、スマホやタブレットの場合、4GやLTEの通信回線もしくは接続可能なWi-Fiは必要です。
デスクトップPCやノートPCの場合、インターネット回線が必要です。
事前の通信テスト
必要な回線があるから大丈夫ということにはなりません。
実際に接続してみたら、動画や音声が再生されない、再生されても不自然な場合もありえます。
また、映像は再生されるけど音声が再生されないなどのケースも考えられます。
このような場合には、講座を受講開始する前に、サポートデスクの支援を受けながら解決しなければなりません。
オンライン講座のシステムと流れ

システム
オンライン講座では、Webストリーミング技術が使われています。
インターネット上に画像と音声のデータを載せて、これを利用者に提供するための技術です。要はYouTubeと同様の技術です。
従って、YouTubeがそうであるように、インターネットが受けられる環境であれば、どこにおいても受講することができます。(ただし、システムによって国内からのアクセスに制限を設けている可能性はあります。)
あと、あえて言うならユーザ認証と決済システムが使われています。
ユーザ認証は登録されている受講者を特定して、受講者にのみ向けて講座を配信するために欠かせません。
決済システムは、サービス提供者からすれば、最も重要な仕組みで、確実にユーザに課金するための仕組になります。
利用の流れ
利用方法は、至って簡単で、オンライン講座を提供するサイトから、メールアドレス、名前を入力すれば、ユーザIDとパスワードが付与されます。
このユーザ登録が終了すれば、まずは無料講座を視聴してみて視聴環境として問題がないことや講座の内容を確認します。
これで良しとなれば、本申し込みを行う流れになります。

おすすめのオンライン講座
どこのオンライン講座が最もおすすめか?を考える場合、利用者が何に重きを置いて選択するかによってかなり変わってくると思います。
そのような意味から考えると、必ずしも容易な作業ではないと知りつつ見解をまとめてみます。
その前に、まずは、主要なオンライン講座7サービスの調査結果をまとめておきましょう。
スタディイング
スタディングは、独自の学習システムと圧倒的にリーゾナブルな利用費が大きな特徴。
上達が早い人の学習方法や行動履歴を分析し、講座改良やコンテンツ開発に生かし受講システムを自社開発し、日々改良を加えているという点、それと他のオンライン講座と比較すると圧倒的な安さに驚きます。

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ユーキャン
ユーキャンは教育事業を行う老舗です。このため豊富な講座数と教育に関する様々なノウハウを持ってこれを生かして、オンライン講座を始めていることが最大の特徴です。

SMART合格講座
SMART合格講座は、これを推進する団体が文科省の許可法人であるため、地味ではありますが、各講座の完成度がとても高いです。また、利用費が安い点も大きな特徴です。

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資格の大原
ユーキャン同様、資格の大原も教育事業を行う業者としては老舗でありながら、独自の合格情報データベースを保有し、毎年の出題傾向を分析しつつ、これをカリキュラムに反映させています。
また、通学型資格スクールが母体にあるため、サポート体制がしっかりしていることも特徴です。

資格スクエア
独自の学習プログラムに基づき、利用者夫々の実力などの諸データから最適な学習を提示するシステムが大きな特徴です。
また、不明点の質問へも対応してくれる点は、慣れない受講者にとってはうれしいサポートです。

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アガルートアカデミー

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オンスク.jp
月額1,078円から、提供されている全ての講座が利用できる点が最大の特徴です。
従って、オンライン講座がどんなものなのか、試しに使ってみたいという人にはとても便利なシステムです。

udemy
udemyは世界最大級のオンライン講座で、全世界で600万人以上の受講者がいます。
講師の人たちのレベルが非常に高く、シリコンバレーの現役のエンジニアがプログラミング講座の講師を務めたりしています。
とにかくあらゆるジャンルの講座が開設されており、ほぼ常時、最大9割引きのキャンペーンなども行われているため、キャンペーンを利用して試しに使ってみる価値はあります。

結局どの講座がいいのだろうか?
数あるオンライン講座を整理してみると、いくつかのタイプに分類することができるということに気が付きました。
1つ目のタイプ (老舗がオンラインスクール)
従来から、リアルなスクールを経営しているところが、オンラインスクールビジネスを開始したというところです。今回整理した中ではユーキャン、資格の大原です。
これらの講座と特徴は、資格取得分野における歴史が長いあるため、関連する色んなノウハウを持っているということ、中でもサポートがしっかりしているなどが期待できます。
この点が大きなメリットと思います。
2つ目のタイプ (オンラインスクール専門)
オンライン講座のみを主体としてサービスを提供しているところです。スタディイング、SMART合格講座、資格のスクエア、アガルートアカデミーです。
これらのサービスはリアルのスクールを持つなど教室の運営・維持費用が不要なため、固定費を安くできます。
その結果、利用者に対して、サービスを安く提供できる利点があります。
3つ目のタイプ (サブスクリプションタイプ)
2つ目のタイプの中で、更に分類されるタイプとして、費用の支払方法によって、従来の講座単位の課金方式と毎月定額を支払えば、自由に講座を受講できるサブスクリプションタイプに分かれます。
サブスクリプションタイプとしては、オンスク,jpがあります。
いずれの講座を選択するかは、利用者の利用目的によって異なってきます。
特定の講座のみを徹底的に学習してものにするのであれば、従来型の講座単位課金方式を選択すべきでしょうし、短期間に多くの講座を受講するのであれば、サブスクリプションタイプの講座を選択すべきでしょう。
4つ目のタイプ (一括支払い、サブスクリプション双方対応)
一括支払い、サブスク支払の双方に対応しているのがudemyです。
双方に対応しているからいいということでもありません。あくまで、色んな選択肢が用意されていて、利用するためのハードルを低くしている点がとても好印象です。

以上を踏まえ、現実的なことを考えてみます。
例えば、半年後の行政書士の試験を勝ち取りたい、1年後の弁理士の資格を取得したいと考えた場合、どうすべきか?
私なら、投資コストと得られる成果を考え、あまりに高いところを避け、サブスクリプションタイプもちょっと違うかな、で選択しません。
スタディングやSMART合格講座に絞り込んで、両者の中から目的とする講座が存在する方を選択するでしょう。
また、プログラミング言語を習得したいなど、転職目的などで自身のスキルアップを図る目的の場合には、udemyは非常に魅力的と考えられます。
クーリングオフについて
オンライン講座を利用する場合に、事前にしっかりと理解しておかなくてはいけないクーリングオフのことを説明しておきましょう。
要は、講座を申し込んだ後に、色んな理由からキャンセルしたい場合、どうしたらいいのか?ちゃんと払戻しができるのか?その結果、返金されるのか?という点です。
これを一言でいうとクーリングオフできるのか?ということになるわけです。
この点に関しては、どの講座を選択しても大丈夫です。全てのオンライン講座においてクーリングオフが可能です。基本的に書面で手続きを行います。
サービス申し込み後や講座開始後であっても解約することは可能。但し、その時期によって戻ってくる金額は異なります。
手続きを取る場合に、発生する手数料は受講前の場合1.5万円が上限。
受講後の場合は、5万円もしくは、契約金の20%+すでに提供された講義の相当金額のいずれか金額の少ない方の金額となります。
まとめ
オンライン講座についていろいろと調べてきた結果について共有させて頂いたと共に、私が利用するとしたら、実際にどの講座を利用するかの視点で意見を述べました。
実際のところ、これから取得したい資格に対して、どの程度の知識を持っているのかの視点や、どの程度の投資が可能かの視点など、色んな視点があろうかと思います。
とはいっても、実際に投資することのできる資金や、投資できる期間を踏まえ真剣に考えたうえで、投資したものが決して無駄になることのないように何としても、資格取得を勝ち取りたいです。
そんな意味で、今回の調査結果が少しでもお役に立てればうれしいです。
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