ITパスポート試験とは?|オンライン学習を活用して資格を取得しよう!

資格取得の便利帳

ITパスポート試験とはどのようなもので、資格を取得すると、どんなメリットがあるのでしょうか?

また、資格を取得するための効果的で効率的な学習方法として、オンライン学習の利点を説明していきます。

さらに、ITパスポート試験に対応しているオンライン講座の中から、お勧めの講座を紹介していきます。

この記事を読むと以下のことが分かります。

  • ITパスポート試験の難易度、合格率、試験内容など。
  • ITパスポート試験にパスするための勉強方法
  • おすすめのオンライン学習講座

ITパスポート試験とは?

ITに関する基本的な知識を問われる試験で国家資格の試験でもあります。

会社に就職する際のアピールポイントにもなることから、IT関連に従事する人だけではなく、広く学生や異業種の人も数多く挑戦します。

社会におけるITに関する基本的な理解を通して、より専門的なIT関連の試験に挑戦するための入り口の試験ととらえて受験する人も数多くいます。

ITパスポートの資格取得のメリット

ITに関する幅広い知識を習得できる

IT(Information Technology)は直訳すれば情報技術の意味なので「コンピュータを利用したシステムやサービスのこと」を指します。

ITを利用するために必要となる基礎知識はもとより、情報セキュリティやモラルなども試験の対象となります。

また、ITを活用するにあたり必要となるコンプライアンス(法令遵守)や企業の財務や経営戦略などに関する知識も問われます。

従って、コンピュータの取り扱いのみならず関連する幅広い知識が習得できます。

就職や進学で役に立つ

ITパスポートの資格を保有していると、就職の際に履歴書に記入したり面接の際に自己アピールの手段として利用することができます。

また、大学によっては、入学の際の優遇措置が取られたり、単位認定を行ってくれる大学もあります。

さらに、ITパスポート試験で750点以上を取得していると、ITコーディネーター試験で一部の試験が免除されます。

ITパスポート試験の難易度、合格率、勉強時間

難易度と合格率

合格率は50.7%で、二人に一人が合格する割合です。 他の国家資格に比べて、それほど難しい試験ではありません。

しかし、それなりにしっかりとした事前の準備をしておかないと合格できません。

合格基準

試験は1,000点満点で、600点以上獲得できれば合格ですが、分野ごとの最低ラインが設けられています。

ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の分野の出題に対して、夫々300点以上獲得することが必要です。

仮に600点以上獲得できても、1つの分野でも300点を下回ると不合格になります。要注意ですね。

夫々の分野で、バランスよく得点をあげることが必要になるんですね。

そのためには、事前にそれなりの準備をして臨むことが必要です。

ITパスポートの資格に有効期限はあるか?

一度合格すれば、ITパスポートの資格に期限はありません。また、資格更新の手続きも必要ありません。

経産省大臣署名入りの合格証書が付与され、資格保有の証になります。

ITパスポート試験 どんな問題、どんな試験

試験内容は、テクノロジ系、ストラテジ系、マネジメント系から構成されています。

テクノロジ系はコンピュータに関する基本的な知識、コンピュータシステムや技術要素としてデータベース、ネットワーク、情報セキュリティなどです。

ストラテジ系は企業の法務、経営戦略、システム戦略やシステム企画に関する出題です。

マネジメント系は、システム開発技術、管理技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどが試験の対象です。

試験はCBT(Computer Based Testing)方式で行われます。

つまりPCの画面を見ながら問題を解き、回答していく試験方法になります。試験を通して、PCの基本的な操作を同時にテストされることになります。

ITパスポート試験日 申し込み方法

試験は、各都道府県で毎月土日に数回実施されています。都道府県により、頻度は異なります。

3か月先まで試験スケジュールは確定しており、具体的な試験日は、主催者(IPC)の関連ページで確認できます。

ITパスポート試験の結果

ITパスポート試験を受験した月の翌月15日前後の正午に合格者の番号がITパスポート試験ホームページにて公表されます。

ITパスポート試験 費用

受験料は税込みで7,500円です。

各種クレジットカード、コンビニ、バウチャー支払いが可能です。

支払い可能な試験は、クレジットカードの場合、翌日から3か月先の試験までです。

バウチャーの場合、翌々日から3か月先の試験までです。

コンビニの場合5日後の試験から3か月先の試験までです。

ITパスポート試験のおすすめ勉強方法

学習方法を整理してみると知識を習得するための学習方法として概ね3種類の方法に整理できます。

実際のスクールに通う方法に加え、オンライン講座を利用する方法、自分で勉強する方法です。

夫々の特徴を整理してみましょう。

リアルなスクールを利用する方法

リアルなスクールに通って勉強する方法は、経験豊富な講師の指導に従って勉強できることから、比較的むだなく学習することができます。

不明点が発生しても、すぐに解決することができる点も魅力的です。

他方で、交通費を含め、オンライン学習に比べてそれ以上の投資を覚悟しなければなりません。また決まった時間拘束されることも覚悟しなければなりません。

オンライン学習

ネット上の講座の利用は、リアルなスクールに通う場合に比べて効率的に習得することが可能です。

自分のペースで好きな時間に学習することができます。

ちょっとしたスキマ時間や移動時間を利用して学習することができるからです。

また、交通費なども不要になるという点においてもリアルなスクールに比べて有利です。

加えて、講座の受講費用もリアルなスクールに比べて圧倒的にリーゾナブルです。

自分で勉強する

自分で本を買い込んだり、ネットを利用したりして勉強する方法です。

常に自分のペースで自分の理解度に合わせて学習していくことができるため、消化不良にはなりにくいという利点があります。

当然、わかりにくいところは繰り返し、何度でも学習し直すことも自由にできます。

他方で指導してくれる人がいないため、勘所を集中的に勉強するなど効率的な学習は期待できません。

また、不明点などが発生した場合にも、基本的に自分で解決しなければなりません。

1つの課題を解決するだけで数日費やすようなケースもあるため、強い意志を持って学習に臨むことが必要です。

私のおすすめの方法は、最低限の知識はオンライン学習サービスを利用して学び、それ以降もしくは、同時並行で本とネット情報を利用しながら学んでいくのが効率的で効果的と考えられます。

逆に自分で本を購入してできるところまで頑張ってみて、やはりネットの講座で学びたいとなったら申し込んでみるというやり方もありと思います。

既に、かなりの知識を保有している人を除けば、利用するハードルが低いオンライン学習をまずは利用してみることを強くお勧めします。

このように、複数の方法を組み合わせて効率的に学習する方法を私は勧めたいです。

試験の直前対策

この「試験対策」は、必ずしもすべての人に通用するとは限りませんのでご了承ください。

誰しも、会社勤めをしていると企業財務や戦略とか、開発マネジメントといった関連は多少たりとも知識があるはずです。

  

従って、テクノロジ系に1点集中して勉強するというやり方です。

これぞと決めたオンライン学習に決めて、最低2回以上集中的に受講してみます。2回目以降は、1.5倍や2倍の早見でもOKです。

そして、完全に叩き込んでから試験に臨む方法です。

あとは、運を天に任せるという方法です。

  

繰り返しになりますが、この方法は決してすすめられる方法ではありません。

しかし、全く時間が取れずに試験準備ができなかった人の最後の手段ですね。

おすすめのオンライン講座

いよいよ本論です。

どこのオンライン講座が最もおすすめか?を考える場合、利用者が何に重きを置いて選択するかによってかなり変わってくると思います。

そのような意味から考えると、必ずしも容易な作業ではないと知りつつまとめてみました。

まずは、絞り込んだ4つのおすすめオンライン講座 スタディング、SMART対策講座、資格の大原、udemyの調査結果をまとめておきましょう。

一覧表の中で、特に注目してほしい「サポート体制」、「無料体験の可否」、「利用可能期間」、「費用」は〇、△、×で横比較できるようにしてあります。

スタディイング

スタディングは独自の学習システム圧倒的にリーゾナブルな利用費が大きな特徴。

上達が早い人の学習方法や行動履歴を分析し、講座改良やコンテンツ開発に生かし受講システムを自社開発し、日々改良を加えているという点、それと他のオンライン講座と比較すると圧倒的な安さに驚きます。

こちら☟から無料登録、無料講座受講の申し込みが可能です。

オンライン資格講座 スタディング

SMART合格講座

SMART合格講座は、これを推進する団体が文科省の許可法人であるため、地味ではありますが、各講座の完成度がとても高いです。また、利用費が安い点も大きな特徴です。

こちら☟から無料登録、無料講座受講の申し込みが可能です。

資格の大原

ユーキャン同様、資格の大原も教育事業を行う業者としては老舗でありながら、独自の合格情報データベースを保有し、毎年の出題傾向を分析しつつ、これをカリキュラムに反映させています。

また、通学型資格スクールが母体にあるため、サポート体制がしっかりしていることも特徴です。

udemy

udemyは世界最大級のオンライン講座で、全世界で600万人以上の受講者がいます。

講師の人たちのレベルが非常に高く、シリコンバレーの現役のエンジニアがプログラミング講座の講師を務めたりしています。

とにかくあらゆるジャンルの講座が開設されており、ほぼ常時、最大9割引きのキャンペーンなども行われているため、キャンペーンを利用して試しに使ってみる価値はあります。

結局どの講座がいいのだろうか?

今回、紹介したオンライン講座は数あるオンライン講座の中でもそれぞれ特徴のある講座です。

  

スタディングは、徹底的に無駄を省き、受講生が合格するために必要なことのみにこだわることにより、非常にリーゾナブルな価格を売りにしています。

  

SMART合格講座は、講座を運営するバックボーンに文科省がいることから、完成度の高い講座と低コストを同時に実現していることがおもな特徴です。

  

資格の大原は、資格取得のスクールとしては、長い経験と実績を持つところであることから、オンライン講座においては、そのノウハウを最大限に生かした運営が売りであり、信頼に値します。その分、多少高めですが安心感があります。

  

そして変わり種として、世界最大級のオンライン講座であるのがudemyです。

ここは、あらゆる講座が開設されており、講師のレベルも非常に高いことが評価されています。

自分にあった講座があれば、最もリーゾナブルなソリューションです。

  

自分の勉強スタイルに合わせて、まずは、無料トライアルで始めてみましょう。

まとめ

ITパスポート試験について説明し、試験にパスするためのおすすめのオンライン講座を紹介してきました。

まずは、無料講座で自分に合う講座を探すところから始めてみましょう!

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