未経験者が取得すべきIT資格と選択したい転職エージェント

IT転職の便利帳

経産省によるとネットワーク技術者、ソフトウェア技術者を含めIT産業に従事するエンジニアの不足は、今後継続していくものと予測されています。

言い換えると世の中におけるIT技術者のニーズは、今後一層高まっていくものと考えられます。

このような世の中の状況を踏まえ、現在は全く別の業界で働いている人でも、興味があって、IT業界で活躍してみたいと考えている人も少なくないのではないでしょうか。

また学生の人でも理系や文系に関わらず、IT業界でエンジニアとして活躍してみたいと思う人も当然、いるのではないかと思います。

そんな、IT業界未経験の人が、エンジニアとして活躍していくためには、どんな準備をしていけばいいのかについて紹介していきたいと思います。

IT資格にはどんな種類があるか

ITの資格を分類すると国家資格、ベンダー資格、ニュートラル資格に分けることができます。

国家資格

国家資格は、情報技術者試験のように国から委託を受けた団体が試験を主導して実施するものです。

情報技術者試験の場合は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主導しています。

ベンダー資格

ベンダー資格は、製品を販売するベンダーが自社の製品の取り扱い方法や関連技術をチェックして、一定レベル以上のスキルを持っていると判断した場合に付与されます。

ベンダーニュートラルな資格

ベンダーニュートラル資格とは、民間規格でありながら特定のベンダーが主導するのではなく、NPO法人などによって、特定の技術分野の発展に寄与するため資格の管理と推進が行われるものです。

Linuxの技術者向けの資格試験であるLPICやWeb開発用プログラミング言語であるRubyの資格試験がベンダーニュートラル資格の一例です。

未経験者が取得すべき資格

経産省がIT人材のスキル体系をまとめ、その中で夫々の専門技術の難易度をレベル1から4までに分類しています。(ITSS/スキル標準)

このスキル体系の基づき、IT技術の未経験者がIT業界に就職するために、取得すべきと考えられる資格を絞り込んで紹介していきます。

プログラマになりたい人におすすめ

PHP初級試験(レベル1)

引用先 https://www.phpexam.jp/ 

PHPはWebサーバ上で稼働し、HTMLと共にWebサービスを提供するためのプログラミング言語です。

Webサービスを提供するための言語の中で、人気の言語です。Ruby同様、初心者でも比較的すぐに理解して使うことができるようになります。

従って、Webアプリプログラマを目指すのであれば、PHP初級試験にチャレンジしましょう。同時にHTMLも習得する進め方がいいと思います。

Ruby技術者認定試験(レベル1)

引用先 https://www.ruby.or.jp/ja/certification/examination/

RubyはPHP同様、Webプログラミング用言語です。

日本人が開発した言語で、PHPと同様に習得のハードルが比較的低いと言われています。

認定試験はNPO法人であるRubyアソシエーションが主催しています。

Webプログラマとして活躍する方法として、このRuby認定試験で資格を取得すると同時にHTMLを習得する方法もありだと思います。

LinuC-1、LPIC-1(レベル1)

参照先 https://linuc.org/ https://www.lpi.org/ja/japan/individuals-0

LinuxOSは、各種Webサービスを提供するサーバー用OSとして好んで使われています。

この流れは、かなり長い間、定着していますので、今後もこの傾向に大きな変化はないと考えられます。

従って、Linuxを取り扱う技術の習得は、サーバー技術者にとって、必須の技術です。

LinuCとLPIC資格試験は共にLinuxの取り扱いに関する習熟度を評価するためのもののため、サーバー技術者を目指す人にとっては、是非、取得したい資格です。

双方の試験は、試験の難易度に応じてレベル1からレベル3まであり、まずは、初心者向けにはレベル1の資格取得を目指します。

LinuCは、日本国内のNPO法人LPI-Japanが行う日本国内のみの資格試験です。

他方で、LPICはLPIというカナダのトロントにあるNPO法人が主導し、全世界で共通に行われる資格試験です。

全世界で通用する資格としてはLPICですので、外資系企業への就職を目指す人にとっては、LPICが有利です。

しかし、日本国内の企業への就職を目指す人にとっては、LinuCでも、問題ないと考えられます。

Oracle Master Bronze DBA (レベル1)

引用先 https://www.oracle.com/jp/education/index-172250-ja.html

データベース(DB)は大量のデータを効率よく処理するためにIT、コンピュータの世界では鍵を握る技術の1つです。

Oracle Masterは、Oracle社が提供するデータベースを取り扱うための技術の習得を確認するための資格試験です。

Oracle社のDBは、長い間、世界でトップのシェアを維持しているためこの資格を習得すれば、Oracle社だけでなく、他のITベンダーへの就職においても断然有利です。

多くのDBで採用されているRDB(リレーショナルDB)の考え方、RDBを制御するためのスクリプトSQL(Structured Query Language)に対する習熟度のチェックが行われます。

試験は、技術の習熟度に応じて易しい順からBronze、Silver、Gold、Platinumから成ります。

まずは、入門レベルのOracle Master Bronze DBA(Data Base Administrator)の取得を目指しましょう。

CCNA(レベル2)

引用先 https://avinton.com/academy/ccna/

CCNAはネットワーク技術者を目指す人にとっては、必須の資格です。

CCNA試験は、世界的なネットワーク機器メーカーであるCISCO社が主導するネットワーク機器の取り扱いに関する習熟度をチェックするための試験です。

シスコ社が行う資格試験にはCCNA、CCNP、CCIE、CCArの4種類の資格試験があり、

その中でCCNAがもっとも基礎的なレベルの試験になります。

CCNAの試験にパスすることで、CISCO社のネットワーク製品の基本的な取り扱い方法を理解することができます。

CISCO社のネットワーク製品は圧倒的な世界シェアがあるため、この試験にパスすることで多くのネットワーク機器の取り扱いを理解することになります。

その結果、ネットワーク技術者を希望して、就職試験に臨む際に圧倒的に有利になります。

CompTIA Network+、A+(レベル1)

引用先 https://www.comptia.jp/certif/comptia_certification/

CompTIAは、欧米を中心として日本も含め世界10か所に拠点を置くNPO法人です。IT分野に関する各種知識の習熟度を確認するための認定試験を行っています。

13種類の試験カテゴリが設定されており、入門レベルから高い技術レベルを要求する試験まで幅広く対応されています。

世界共通の資格ともいえるため、この資格を保有していると海外の企業に就職するときにも有利です。

CompTIA A+はPCやスマホなどのOSやクライアントサイドのセキュリティに関する知識の確認を行う資格試験でIT運用管理者を目指す人を対象としています。

レベル1ですので初心者でもしっかり準備すれば、合格できます。

CompTIA Network+は、ネットワークの構成、運用、トラブルシューチング、セキュリティなどに関する知識を確認する試験で、ネットワーク技術者を目指す人を対象としています。

A+同様にレベル1ですので、初心者でも十分に対応可能です。

おすすめの未経験者向け資格

以上の通り、ITSSスキルレベル1から2であり、初心者レベルでもしっかりと準備すれば、取得が可能な資格を厳選して紹介してきました。

これらの資格は、どれをとっても今後の就職や転職において、必ず有利に働く資格です。

従って、Webプログラマとして就職や転職を希望するのであれば、PHP初級試験またはRuby技術者認定試験への挑戦を勧めます。

ただし、これらの言語を使うWebプログラミングにおいては、HTML、CSSが必ずペアで必要となってきますので、HTML、CSSの知識を同時に習得することを勧めます。

サーバー技術者として就職や転職を希望する人は、LinuC-1またはLPIC-1の資格取得を目指しましょう。

DB技術者として就職したい人は、Oracle Master Bronze RDBの取得をお勧めします。

いずれの試験でも、しっかりとした準備をすれば、確実に合格を手にすることができるはずです。

資格試験の準備

以上の資格試験の準備を行うために考えられる方法として、独学で準備する、資格取得スクールに通う、オンライン講座を利用するなどの方法が考えられます。

それぞれについて見ていきましょう。

資格を取得するためには、色々な現状を考えながら計画を立てる必要があります。資格を取得するために投資できる費用や、時間や期間などの諸条件が人それぞれ異なります。

その上で、どんな進め方をすべきか、どんな学習方法で準備すべきかを計画します。

ここでは、考えられる学習方法を整理した上で、おすすめの学習方法を紹介していきましょう。

学習方法として概ね3種類の方法に整理できるんじゃないかと思います。

資格取得のスクールに通う方法、オンライン講座を利用する方法、自分で勉強する方法の3種類です。

夫々の特徴を見てみましょう。

資格取得スクールを利用する方法

従来からの方法です。

意志が弱く途中で投げ出してしまいそうな人は、講師の人に尻を叩いてもらいながら目標を達成するために頑張れるんじゃないかと思います。

メリット
  • 経験豊富な講師の指導に従って勉強できることから、効率的に学習することができる。
  • 不明点が発生しても、すぐに解決することができる。
デメリット
  • 交通費を含め、それなりの投資の覚悟が求められる。
  • 一定の期間、決まった時間に決まった場所で拘束される覚悟が必要。

オンライン学習

オンライン講座の場合、基本的にほぼすべて自分で決めて行いやすい反面、モチベーションが下がった場合のリスクがあります。

ともに資格取得に向けて頑張る仲間を見つけることがいいと思います。

メリット
  • リアルなスクールに通う場合に比べて効率的に習得することが可能
  • 自分のペースで好きな時間に学習することがでる。
  • ちょっとしたスキマ時間や移動時間を利用して学習することができる。
  • また、交通費なども不要になるという点においてもリアルなスクールに比べて有利。
  • 加えて、講座の受講費用もリアルなスクールに比べて圧倒的にリーゾナブル
デメリット
  • 自分のやる気がないと目標を達成できない。

自分で勉強する

自分で本を買い込んだり、ネットを利用したりして勉強する方法です。

オンライン学習以上に、目標に向かってモチベーションを維持し、勉強の自己管理が求められます。

メリット
  • 常に自分のペースで自分の理解度に合わせて学習していくことができるため、消化不良にはなりにくい
  • 当然、わかりにくいところは繰り返し、何度でも学習し直すことも自由にできます。
デメリット
  • 他方で指導してくれる人がいないため、勘所を集中的に勉強するなど効率的な学習は期待できない。
  • 不明点などが発生した場合にも、基本的に自分で解決が必要。
  • 1つの課題を解決するだけで数日費やすようなケースもあるため、強い意志を持って学習に臨むことが必要

私のおすすめの方法は、最低限の知識はオンライン学習サービスを利用して学び、それ以降もしくは、同時並行で本とネット情報を利用しながら学んでいくのが効率的で効果的と考えられます。

  

既に、かなりの知識を保有している人を除けば、利用するハードルが低いオンライン学習をまずは利用してみることを強くお勧めします。

このように、複数の方法を組み合わせて効率的に学習する方法を私は勧めたいです。

オンライン講座を利用した資格取得

ということで、ここではIT業界に転職をするために効率よく、資格を取得できるオンライン講座を紹介していきましょう。

スタディイング

スタディングは、独自の学習システム圧倒的にリーゾナブルな利用費が大きな特徴。

上達が早い人の学習方法や行動履歴を分析し、講座改良やコンテンツ開発に生かし受講システムを自社開発し、日々改良を加えているという点、それと他のオンライン講座と比較すると圧倒的な安さに驚きます。

こちら☟から無料登録、無料講座受講の申し込みが可能です。

オンライン資格講座 スタディング

スタディングの詳細はこちらも見てみてください。☟

利用者の声

基本情報技術者合格、2021年(女性)
午後試験は繰り返し講義をみることで、多少応用された問題も解けるようになりました

単元ごとのまとめ問題を何度も繰り返すことで、午前問題のための基礎知識を身につけることができました。
また、午後試験は繰り返し講義をみることで、多少応用された問題も解けるようになりました。
講義は、テキストだけではわからない解き方の過程を理解できたので、暗記だけは対処できない問題も解くことができるようになりました。

オンライン資格講座 スタディング

SMART合格講座

SMART合格講座は、これを推進する団体が文科省の許可法人であるため、地味ではありますが、各講座の完成度がとても高いです。また、利用費が安い点も大きな特徴です。

こちら☟から無料登録、無料講座受講の申し込みが可能です。

その他のオンライン講座

その他にも様々なオンライン講座がありますが、おすすめの資格を習得するためのオンライン講座は限られます。

そこで、おすすめの方法は、以下に述べる転職エージェントの中で、エンジニアとしてのプログラミングスキルやネットワーク技術を無料で習得させてくれるとともに、就職の支援までサポートしてくれるところを選択する方法です。

未経験者向け転職エージェント

未経験者を数多く扱った実績があり、未経験者の転職支援に強い転職エージェントを厳選しました。

プログラマカレッジ(インターノウス)やウズキャリアIT、WORKPORTは、無料もしくはとても安価に利用できるエンジニア育成のためのオンライン講座が用意されています。

プログラミングの経験がゼロの人でもこの講座を通してスキルアップして転職することが可能です。

プログラマカレッジ

まず最初に選定したのはプログラマカレッジです。

最大の特徴は、IT業界が全くの未経験でプログラミングをやったことがない人に対して、プログラミング技術を無料で身につけさせ、その上就職先まで斡旋してくれるエンジニア養成スクール兼転職エージェントであるという点です。

「就職直結型プログラミングスクール」と呼ばれているようです。

年齢制限があって、30歳くらいまで受け入れてくれるので、「経験はないけどプログラマになりたい」という人は利用してみる価値ありありだと思います。

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ウズキャリIT

ウズキャリITも、プログラマカレッジ同様に「就職直結型プログラミングスクール」と考えていいと思います。

プログラミング講習を利用する場合は、4.4万円かかりますが、一般的なプログラミングスクールで資格を取ろうとした場合、1桁多い金額がとられることを考えれば、破格の値段と言えます。

2012年からスタートしているサービスで、歴史が浅いため、いまがチャンスとも考えられます。

ウズキャリITにとって、実績を蓄積していくことが大切なタイミングだからです。

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リクルートエージェントIT

リクルートエージェントから生まれてきた転職エージェントのため、保有求人数がとても豊富です。

従って、自分の希望する条件に合った転職先を紹介してくれる可能性が最も高い、という点が大きなポイントです。

また、長年培った転職サポートノウハウも信頼できる点です。

WORKPORT

ワークポートの最大の特徴は、IT系の求人数が非常に豊富であるという点です。

また、企業とのコネクションが強いことも転職希望者にとっては、大きな安心材料になります。

加えて無料のプログラミングスクール「みんスク」をりようして、プログラミングスキルを身につけることができるのも大きな利点です。

テッククリップス

テッククリップスの特徴は、転職サポートしてくれるキャリアコンサルタント全員が、現役のエンジニアのため、転職希望者の希望を的確に把握した上で、最適な転職先を提案してくれる点です。

転職希望者が就きたい企業を的確に把握して、提案してくれるからこそ、1年以内の離職者数がゼロの実績に結びついています。

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さいごに

プログラマとしてIT業界で活躍するために、まず必要なことは、プログラミングが好きかどうかという点です。

プログラマは、あることを実現するために、根気強く実現方法を検討しこれを具現化する方法を考え、自らテストを繰り返して、作り上げていくという作業をひたすら続けていきます。

これを積み重ねた結果として、1つのプログラムとして成果につながっていきます。

好きでなければ、到底できることではありません。地道な作業ではありますが、作り上げて動いた時の達成感は計り知れません。この気持ちを忘れられずに、新たなチャレンジへと進めていくものです。

プログラミングが自分にあっていると思う人は、チャレンジしてみたらいかがでしょうか。

人生は一度きりですから。

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