【インターネットに不慣れな人向け】インターネットの仕組みとサービスプロバイダ

インターネットの便利帳

毎日接しているインターネットの仕組みって理解してますか?

あまりにも身近にあって当たり前に使っているインターネットの仕組みと、あわせてサービスプロバイダについて解説していきましょう。

インターネットはちょうど今から半世紀ほど前に米国国防総省というとことろの研究機関で研究目的で使われ出したのが最初と言われています。

この技術が1990年台に入って、商用として使われ始めると全世界に爆発的に広まっていきました。

世界中の人が、インターネットの利便性を強く感じ、世界中の企業が色んなサービスを次々に生み出してきたからと考えられます。

回線事業者とインターネットサービスプロバイダ

インターネットは、そのサービスを提供するサービス事業者が相互に回線を接続しあうことにより構成されたネットワークと考えることができます。

回線事業者

ここで、回線自体を保有・管理してインターネットサービスのためにこれを提供する事業者のことを回線事業者と言ってます。

インターネットサービスプロバイダ(ISP)

回線事業者から回線の提供を受けると共に、ユーザ側のPCなどのネット接続機器をインターネットに接続するサービスを提供する事業者のことをインターネットサービスプロバイダ(またはインターネットサービス事業者や単にサービスプロバイダ)と呼んでいます。

一部の事業者はサービスプロバイダも兼ねているところもあります。

具体的には

NTT東日本、西日本やソフトバンク、au、楽天をはじめ無線の通信環境としてWiMAXやLTEを提供する事業者が回線事業者です。

他方でBIGLOBEやニフティ、OCN、plala、asahinetなどがサービスプロバイダです。

インターネットとサービスプロバイダ

インターネットの仕組み

世界中のPCがインターネットに接続することで、瞬時に通信することができる仕組みがインターネットです。

地球の裏側にいる人たちと瞬時につながることができるわけです。

通信を行うのは電気信号ですので、その速さは光のスピードと同じなわけですから。

PCとPCが相互に通信を行うためには、夫々のPCは唯一無二のアドレス情報を保有する必要があります。

これがIPアドレスと言われるものでPCの住所とも考えられるものです。

データの送信

データを送る側のPCは、自分のIPアドレスと相手のIPアドレスを含めたデータをインターネットに送り出します。

送り出されたデータは、ルーターに入ります。このルーターが賢くできていて、送られてきたデータの中の送り先IPアドレスからそれが、自分の周辺のPCのものかどうかをチェックします。

もしも自分の周辺のPCのものであった場合には、そのデータを取り込んで送り先PCにに送り付けてやります。

他方で、自分の周辺に送り先IPアドレスのPCが存在しない場合、次のルーターにデータを送りつけます。このように世界の端から端までデータをバケツリレーの形態で、渡していき、最終的に相手先まで届けるという流れです。

世界の端から端までというけど、海外のPCが相手の場合どうするのでしょう?なのですが、この場合は、海底ケーブルによりデータを送っていきますので問題ありません。

具体例で説明しましょう。

yahooのページを表示させようとして場合を考えてみましょう。

ユーザはPCのブラウザURL入力欄にhttps://www.yahoo.co.jp/と入力します。

httpの部分は通信方法(プロトコル)を示しています。

要するにどのような順番でどの様なデータを通信させるかのルールを示しています。

www.yahoo.co.jpの部分が送り先の相手を指していて、この相手先にこのページのデータを要求しています。

DNSサーバー

しかしこの表示形態では、届ける相手先がわからないのでDNSサーバーというところに問合せを行って、IPアドレスに変換してもらいます。

DNSサーバーはインターネット上に存在し、膨大な変換テーブルを保有していて、PCからの要求に応じてIPアドレスへの変換を行ってくれます。

バケツリレー

このようにして相手先のIPアドレスがわかると、バケツリレー方式で複数のルーターを経由して、相手先にデータが届きます。

相手先のレス

相手先に届くと、相手先のPC(この場合は、正確にはサーバーですが)は、届けられたデータを解析して、何処から来たデータなのか、何を相手にレスポンスすればよいのか判断します。

その上で、返信先の相手のPCのIPアドレス、自身のIPアドレスを含め、返すべきデータをあわせて返信します。

無事、通信完了!

そうすると、同様の流れで、送信元のPC届き、中のデータを解釈して自身のスクリーンにyahooの画面(送られてきた画面)を表示して、一連のデータ通信は終了となります。

以上の流れがインターネット上におけるPC間のデータ通信の仕組みです。

インターネットの仕組

さいごに

インターネットの仕組みやサービスプロバイダ、回線事業者について解説してきました。

普段何気なく使っているインターネットでも、その内部の仕組みが少しでもわかってくると、また興味も膨らんでくると思います。

インターネットを活用して色々とチャレンジしてみたいものです。

私は、色々とチャレンジを続けているつもりですがほとんどインターネットに関連しているように思います。

あくまでも結果的には、ではありますが。

今回はこの辺までとしておきましょう。

お付き合いいただきありがとうございました。

それではまた。

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