インターネットはとても便利な道具であるため、皆さんは日々何気なく利用していると思います。
様々な情報を瞬時に入手することができる点が最大のメリットですが、同時にデメリットとして、様々な危険性を内在しているため注意しなければならない点があります。
ここでは、インターネットを利用するにあたり最低限、注意すべき6つの点とその具体的な対策方法について解説していきましょう。
注意すべき6つの点
その1【著作権】
他の人が書いた文章や製作した画像、撮影した写真、更には音楽などは全てこれらを作った人の著作権があると考えなければなりません。
このような他の人が製作した著作権物を勝手に流用することは著作権法で禁じられています。
使用する場合には、著作権を保有もしくは管理する相手に対して、使用方法のルールを事前に確認した上で、そのルールに従って利用します。
事前に利用許諾契約が必要であったり、利用料を支払ったりするケースや、著作権物を掲載するサイトを事前に連絡する、掲載するサイトにおいて、著作権物の引用元URLを掲載するなど様々なルールがあります。
以上のような作業を事前に行わないと、掲載後に著作権者から法外な費用を請求されたり、その他トラブルに発展する可能性も考えられるため慎重な対応を行いましょう。
その2【個人情報】
個人情報とは、生存する個人に関する情報であって特定の個人を識別できる情報です。
従って、その人の写真は当然のこととして、住所、氏名、生年月日、勤務先などをはじめ身体的特徴や財産も個人情報です。
個人情報は適正な取り扱いを行うよう個人情報保護法によって定められています。
これらの情報を安易に、本人の許しなくネット上に書き込むことは厳に慎む必要があります。
思わぬトラブルになる可能性があります。
その3【人が不快に思うことはしない】
インターネットでは、相手が見えないだけに面と向かうと言えないことでも書いてしまうことが考えられます。
最低限のモラルして、相手が目の前にいると想定して記述可能なことのみを書くこととし、相手の悪口や目の前にいて不快に思うであろうことを書いてはいけません。
その4【ウィルス対策ソフト】
コンピュータ技術の発達とともにコンピュータウィルスもどんどん、進化し高度化しています。
メールに添付されていたファイルを開こうとしただけで、PC内のデータを盗み取られたり破壊されたりする被害が発生しています。
また、軽い気持ちで見知らぬメールに記載されたURLをクリックしてしまったことにより、リンク先の偽サイトで入力した自分の個人情報を抜き取られたり、クレジットカードの情報の再確認のため入力してほしいなどの巧妙な手段によって、クレジットカードの情報を盗み取られるフィッシング詐欺といわれる深刻な被害が発生しています。
PCをこれらのコンピュータウィルスやフィッシング詐欺から守るためには、専門のウィルス対策ソフトの導入が必須と考えられます。
被害にあってからでは遅いため、個人利用のPCといえどもコンピュータウィルスの危険性からPCを守るためにはウィルス対策ソフトの導入は必須です。
数あるウィルス対策ソフトの中で、私が使っているのは、ESETです。この製品は、とても軽いんです。
一般的にウィルス対策ソフトをインストールするとPCの動作が重たくなることが多いのですが、ESETの場合、そんなことが一切ないという点が気に入ってます。
CANONが販売していることもあり、サポート面でも安心です。以下から☟購入できます。
その5【メール】
メールは一瞬にして、相手に対して伝えたい情報を運ぶことができるためにとても便利な手段です。
一度、送信してしまったメールを削除することはできません。
従って、誤って送信することの無いように送信前に、しっかりと宛先、件名、要件を確認してから送信するようにしなければなりません。
送信すべき相手や件名を誤ったり、場合によってはメールの中身を誤って記述してしまうことによって、相手との関係が悪化しビジネスにおいては、仕事がターミネートしてしまう危惧すらありえます。
その6【フェイクニュース】
インターネットのフェイクニュースとは、インターネットで拡散される、あたかも事実であるかのように、勘違いする可能性のあるにせのニュースや間違ったニュースのことです。
単に目立ちたいために流したり、自分のサイトに誘導して利益を得たいためなどのために行われています。
何の効果もないものを「病気に効く」といってだまされて買わされたり、トイレットペーパーの生産地が打撃を受けて、近いうちに品切れになるなどのデマでトイレットペーパーの買い占めが行われ、その結果、品切れになるなどがフェイクニュースの例として挙げられます。
このようなフェイクニュースの見分け方、だまされないための対策は以下の通りです。
他の情報と比べる
複数の情報源から発信される情報を比較してみて、いずれが正しいか判断の材料にするということです。
情報源を確かめる
国の情報、大手メディアの情報、新聞社の情報、大手企業の情報などは信頼性が高いと考えられます。
この様な視点で情報源が信頼できるかということを判断材料にするとうことです。
情報のリリース時期を確認する
発信された情報に対して、それがリリースされた時期が妥当かどうかとうことを確認しようということです。
第三者が知りえない時期に発行された情報である場合、フェイクニュースの可能性が高くなると考えられます。
一次情報源を確かめる
発信された情報が一次情報源かどうかを確かめ、もしそうではなかった場合には、大元の情報源からの情報が発信されていればそれを確認するということです。
例えば、犯罪に関する情報であれば、警察が一次情報源であるはずです。この場合には、警察からの発表を確認しようということです。
以上のうちの複数の方法を組み合わせて、フェイクニュースを見抜く判断とすべきと考えられます。
さいごに
インターネットを利用する上で注意すべき点とその具体的な対策方法を解説してきました。
インターネットから得られるメリットを享受するためには、その対価として、最低限の投資と対策は行っていきましょうということです。
わたしの恥ずかしいはなし
私の場合もお恥ずかしい話ですが、少しだけ話しておきます。
会社で使用しているPCはもれなく、会社の指示でウィルス対策ソフトを導入してます。ESETというウィルス対策ソフトを入れているんですけど、優れものと感じることがあります。
たまに、PCの電源を投入すると、「ウィルスを検出しましたので排除しました。」のようなメッセージが表示されることがあります。
すると、同僚も同じタイミングで同様のメッセージが表示されたという話を聞くことがあり感心しました。
「それが?」と思われることがあるかもしれませんが、仮に業務用PCがウィルスに感染してデータが破壊されたり、盗用されたりすることを想像したらかなりヤバヤバですよ。
自分の管理するPCから社外秘情報が流出したりしたら。その可能性を回避できたかもしれないということを考えるだけで、「やっぱり、ウィルス対策ソフトは大したものだ」って思いますね。
他方で個人用のPCですが、以前にウィルス対策ソフトを入れていたんですけど、ライセンス期間を終了してそのまま放っておいたんです。
半年くらい経ったある日、怪しげなメールが突然届いたんです。
「あなたの行動は全て監視しています。○○までに○〇を振り込んでください。」みたいなメールでした。これにはあせりましたね。
結局、本メールは無視して何もしませんでしが、それが正解でした。
その直後にすぐにESETの契約更新を行いました。
皆さんもこのような悪い先例と同じ目にあわないよう十分に気を付けて、ウィルス対策ソフトはしっかりいれておいてください。
今回は、この辺までにしておきましょう。
お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた。
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